2016年6月27日より一般参拝が開始される「秋葉原神社」を訪ねてみた!

zp_P6170018さて今回は2016年6月27日から一般参拝ができるようになる「秋葉原神社」。極秘裏に開催された秋葉原関連の情報を扱うメディア向け内覧会で訪ねた際の様子を中心にを紹介していこう。

 

秋葉原神社とは?

今回取材に伺ったのは2016年6月27日(月)より一般参拝が開始される予定の秋葉原神社だ。その施設の風貌から一部の秋葉原通な人たちに様々な憶測をもたらしていた施設。その秋葉原神社に秋葉原の情報を発信しているメディアの方々を中心に内覧会が極秘裏に行われたので、秋葉原神社のその詳しい様子や、何ができるのか、噂になっていたフィギュア供養の話などを伺ってきた。

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まず、その場所と外観を見ていこう。場所は以前鈴商の店舗のあった所となる東京都千代田区外神田1-6-1にある外神田ビル1階にある。施設の入口となる鳥居があるのは神田川のある南向き。

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秋葉原神社の様子(照明等を点けてます)

それでは、秋葉原神社の正面を見ていこう。

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境内の中にもいくつもの鳥居が見える。一番手前の鳥居の上には秋葉原神社の文字が見える。

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それでは境内へと進んでいこう。

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フィギュア供養

境内へと進むとまず目につくのがフィギュアやアニメ、ゲームキャラクターを模したモザイクアートなどだ。「神社」という神秘的なものと「フィギュア」という俗物的なものとの一見ミスマッチの状況がなんとも言えない。秋葉原神社を訪ねた際の一つの面白さに成っている。

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少し進むと入って右手に広がるフィギュア棚を発見。現在は神社側で準備したフィギュアが置かれているという事だが、今後フィギュア供養等で預かったフィギュアを並べて行くとの事だ。もちろん希望された方のみであり、全て供養に持ち込まれた持ち主の意向を尊重するようになっている。

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さて、説明が後になってしまったが今回の話題の中心となった「フィギュア供養」に関してだ。人形供養は他の神社でも行っているが、フィギュアに特化した供養は他ではなかなか見ない。詳しく伺うと、フィギュアのサイズによって御供養料が異なるのだがそちらは後日秋葉原神社にて確認いただきたい。大きさに関してはスケールが準備されているので一目瞭然だ。

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巫女が持っているのがフィギュア供養のサイズを確認するスケール

では実際にフィギュア供養はどのように行われるのかと伺うと、「供養の為にお預かりしたフィギアはお祓い等の神事を行った後、関東近郊にある提携の神社様にてお焚き上げを行います。希望される方にはこれらの様子に関してご連絡や実際に神事に際してお越し頂いく事も今後考えております。」という事だ。しっかりとした神事に従ってフィギュアが供養されるという事なので、思い出の詰まったフィギュアを手放す際には検討したい施設となっている。一時期ツイッター等で話が一人歩きしていたが、「間違っても中古市場等には絶対に流通させません。」という事だ。

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フィギア供養に関して説明を頂いている際の様子。しっかりとした手続きで神事は行われる。

フィギュア供養以外にも、例えば中古で購入したフィギュアの以前の持ち主の思い等を抜いて頂き、新しく迎え入れる為の神事なども行って貰えるようだ。神社に行くと探してしまう御神籤やお守り、絵馬なども準備されてる。

zp_P6170031 zp_P6170038 zp_P6170041もちろん神社なので一般参拝の際には手水で清め、お賽銭の後に参拝する事もできる。そちらの施設もしっかりと整っているので気軽に秋葉原神社は参拝する事ができる。

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現在は秋葉原という地域に根付く為に試行錯誤中という事で、詳しい事は秋葉原神社のサイトhttp://akihabarashrine.jp/)やTwitterアカウント@akihabarashrine)などを見ていただくと最新の情報が確認できるはずだ。

 

新しい井戸端(コミュニケーション)スペース

後日、改めて秋葉原神社の方とお話をさせて頂く機会があり、「秋葉原神社」をなぜ秋葉原という地域に作られたのか伺ってきた。

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写真のスペースは同じビルの4階に有るのだが、こちらは秋葉原神社のコミュニティースペースとなっている。色々とお話を伺うと「秋葉原界隈の井戸端(コミュニティー)的なスペースに秋葉原神社がなってほしい」という事で、今後の展開としては秋葉原神社のスペースの活用(WiFiや休憩スペースとして提供)や近隣店舗との連携(割引等の店舗サービス)を受けれる為の仕組みなどを順次提供して行きたい、との話だ。「神社」という本来あった「人と人との繋がり」が秋葉原という地域をキーワードとして繋がっていける場所に「秋葉原神社」がなれるようにして行く事が当面の目標という事だ。

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如何だっただろうか? 突然できた宗教施設という事で色んな憶測がインターネットを中心に飛び交っていたが、現時点で取材をした情報は以上の通りとなる。フィギュア供養であったりと目立つ部分も多いが、まずは神社として歴史を重ねていただく事が第一だろう。2016年6月27日から一般参拝という事で「神社とフィギュア」という部分で海外の人が多く訪ねそうだが、秋葉原神社としては『「秋葉原になんとなくきてしまう人」が来てもらえると一番嬉しい』という事なので、まずは一度参拝してみよう。「百聞は一見にしかず」で、まずは情報でなく体験をしよう!

【施設情報】
■施設名:秋葉原神社
■住所:東京都千代田区外神田1-6-1 外神田ビル1F / 4F
■参拝時間:10:00〜19:00
■サイト:http://akihabarashrine.jp/
■Facebook:https://www.facebook.com/akihabarashrine/
■Twitter:@akihabarashrine

取材協力(秋葉原関連のメディア内覧会の取り纏め等):1UP情報局http://www.kk1up.jp/