今回はちょっと趣向を変えてコミックの紹介だ。カレー好きの少女を中心とした日常学園生活を描いた作品だ。最新話では三角関係の様相も出てきている王道ラブコメとなるのか!? そんな作品を紹介していこう。
グレイビーボードに揺られて
今回紹介するのは電子書籍での販売のみとなる珍しい形式のコミックの為、あまり知られていない「グレイビーボードに揺られて」を紹介していこう。まずは主人公のカレー好きの少女をご紹介。
この少女を中心に描かれる学園生活ドラマが主な日常系ストーリーが展開される。その中にはコミック等の王道と思われるシーンや妙に詳しいインド俳優の説明など、疲れた日の最後に軽く読んで睡眠するのが一番だ。ちなみにタイトルにある「グレイビーボード」とはカレーなどのソースが入っているアレだ。
さて、この作品をどこで見ればいいのかと言えば電子書籍の為一般流通していない。しかし電子出版なのでインターネットにつながれば何時でも見れ、さらには出版社系の電子書籍と異なり変なアプリを入れないと見れない、という事もない。電子データも通常のファイルなので長期にわたって保存するのも出来るのが嬉しい。作品はIntelekta bazo社のサイト(http://intelekta-bazo.jp/)かとらのあなで購入可能だ。直販の方が安いのでIntelekta bazo社のサイトでの購入をお勧め。

作品購入ページ:http://blankabildo.c2ec.com/
ちなみに試し読みはこちらから見れるぞ! できれば一気に1話〜10話あたりまで読むと全体の雰囲気がわかり楽しくなってくるので一気読みをお勧めしたい。とにかくまずは試し読みから始めよう!
Intelekta bazo社について
販売元のIntelekta bazo社だが、初めて聞く人も多いだろう。今回の「グレイビーボードに揺られて」が現在のメインの出版物となる会社だが、元々は著作権や児童ポルノ禁止法などの法律に関して「何か主張をしていかなければ」と始めた会社との事だ。詳細に関しては現在の代表よりコメントを頂いているので掲載する。なかなか難しい問題への対応という事で手探りな部分も多いようだが、同じ気持ちになった人は作品の購入を通じて意思を伝えてもらえれば何よりだ。
Intelekta bazo社代表コメント
Intelekta bazo社は2013年の暮に、マンガ等の2次元コンテンツの保護・作者へのロイヤリティ還元を目的に創立しました。
代表の(さ)は、当時から2次元コンテンツの作者の意図とは裏腹に、アニメ化・劇化などのメディアミックスが激しくなり、2次元文化が”食い物にされている”と感じていました。
さらに、2013年当時は児童買春・児童ポルノ禁止法による表現規制が案じられていて、「萌え」の全てが規制の対象になる可能性がありました。そうした状況下、(さ)代表はこのままぼろぼろになっていくかもしれない2次元文化を少しでも自分の手で食い止めたい、それが自分の2次元文化へ対する恩返しだと感じ、会社を設立することを決意しました。
【作品情報】
■タイトル:グレビーボードに揺られて
■作者:佐藤ショーキ
■作者Twitter:@syouki_sato
■出版・版権元:Intelekta bazo社
■サイト:http://intelekta-bazo.jp/