AnimeJapan2018ビジネスデー

AnimeJapan2018は一般公開だけではなくビジネス(見本市)としての機能も持つが、今回はそのビジネスデーに会場を訪ねて見た。アニメ市場の拡大や海外展開などの可能性が見え隠れする会場となった模様だ。

 

メインは国内。海外勢はバイヤーが多め?

さて、今回訪ねたのは2018年3月22日のAnimeJapan2018ビジネスデーの初日。会場はビッグサイトの会議棟で行われている。本日もビジネスデーは開催中だ。

会場に入ると飛びかう日本語以外の言語での会話が耳に届く。会場の入口すぐでは海外のアニメイベントの告知ブースが並んでいた。歩いていて声をかけられたのがANIME EXPO 2018のスタッフ。会場はロサンゼルスということで当サイトではなかなか向かうことが出来ないがいつかは取材して見たいイベントだ。

会場には版権関連の一覧ボードもあり、不慣れな企業担当者でも問題なく色々と見ることができる。会場で話を伺った所、海外は作品購入のバイヤーが目立つ印象とのことだったが、意外と国内の企業が来場しているとのことだ。特にアニメに抵抗感が少ない決裁権を持つ30代後半の来場者が来ているのが特徴的なようだ。もちろん従来通り企業の重役メンバー数名で視察しているパターンも多いが、企業内での「アニメ」に対する見方が変わって来ているようだ。

アニメ市場はまだまだ一般企業的には十分魅力的な市場になっている模様。ビジネスデーは企業の担当者が興味があるのであれば、一度話をするために向かうのが良さそうだ。業界を知らない?アニメの版権がわからない、会社を説得できそうに無い、というのであれば、一度無料なのでビジネスデーに足を向けてみよう。会場にはコンシェルジュもあるので不明点はまずコンシェルジュのブースを訪ねてみれば、もしかすると新しいビジネスチャンスが生まれるかも?