東京ビッグサイトからちよくるで秋葉原まで帰ってみた!(2回目)

最近「ちよくる」に乗っていてもちょっと惰性に感じていたので、せっかく広域サービスで江東、千代田、港、中央、新宿、文京と6区で乗り入れ可能な現在のサービスを活かすべく、東京ビッグサイトから秋葉原まで移動してみた。(※2016年5月に一度走っているが、再挑戦してみた!)

 

30分以内にポートを見つけよう!

千代田区のコミュニティーサイクル「ちよくる」だが、江東区、中央区、港区、新宿区、文京区と相互乗り入れ可能となっている。普段使う人は個人利用の「月額会員」になっていると思われるが、この「月額会員」で東京ビッグサイトから秋葉原まで移動してみた。(ちなみに1日会員の場合は30分の制限は無く、1回会員の場合は初回150円、30分超過毎に100円なので、ともに連続使用の方がお得となっている。)

 

スタートはコミケ会場の東京ビッグサイト!

今回のチャレンジは2017年8月13日のコミックマーケット(C92)の最終日の帰りに決行した。まずはちよくるのポートを探すべく東京ビッグサイト周辺を調べると、「有明客船ターミナル」のポートが一番便利そうだ。

このポートはビッグサイトから有明客船ターミナルへ向かい、近くの公園まで移動すると見つかる。まずは東京ビッグサイトを後ろに進む。

暑い中なれんでいるバスの行列を見下ろしつつ進み…

有明客船ターミナルの建物の階段を1階へ。

階段を降りた先の違法駐輪のバイクの間を抜けて…

左手に見える公園に「有明客船ターミナル」のポートがある。

 

帰るルートとポートを確認

さて、すぐに自転車を借りるのはNG。使い始めて30分以内に次のポートへ返却する必要があるため、まずは地図をみてルートを大まかに描く。だいたい20分程度で進む距離(15km/h×20/60分=5km程度)を目安にチェックしていく。

今回は、東京ビッグサイトと東京臨海広域防災公園の間の道を東雲駅へ向かって進み、東雲駅手前で左へ入り晴海通りを直進。月島駅へ向かい、何を思ったのか勝どき橋を渡りたくて遠回りをして帰ってみた。前回とは勝どき橋を渡るあたりからルートが変わっている。(前回「自転車シェアリング広域実験中のレンタルサイクルに乗って東京ビッグサイトから秋葉原まで戻ってみた!」を参照)素直なルートは東京臨海広域防災公園を回り込むように首都高10号晴海線沿いに有明通りを直進し勝どき橋から日本橋、三越前、神田、そして万世橋を経由すると思われる。

それでは早速借りて、ちよくるスタート! 最初は東京ビッグサイトを右手に見つつ東雲駅へ向かう。

途中には親切された7・8ホールを右手に、東京臨海広域防災公園を左手に進んで行く。

そして、ルート選択ミスにより遠回りになる東雲駅手前の交差点で左手に曲がる。最近は自転車等抜けないように幅寄せするのがルールらしい。

左に曲がると首都高速湾岸線の高架下にポートがあるので早めのポート休憩を行う。焦るとろくな目に合わないので早め早めのポートチェックインが重要だ。

 

ビューン!と進んで、スバっと曲がる!
そして、道を間違える…

さて、ここで一旦ルートの再確認。このまま進んで道なりに行くと豊洲まで順調に進める。その先がちょっと悩むところなのだが、まずは豊洲まで進んでいこう。

道なりとは言ってもちょっと不安になるので案内板を確認する。日比谷、晴海方面に進めばOKだ。

そして運河を越えるたびにアップダウンで疲れつつも豊洲に到着。ポートチェックインを行う。

夏の暑い時期なので水分補給もこのタイミングで。無理なちよくるはダメ、絶対!

さて、ここからが分かれ道。この時点では越中島へ進みなんと無く永代橋からのルートを思い描いていたのだが…。まずは出発!

越中島の標識が見える。

右手に曲がろうとして進んで…。自転車じゃ曲がれない!

仕方がないので右手に曲がるしかない。ここまでは前回と同じ。反省点が全く生かせてないが、1年前なので仕方がない。そして進む先は前回同様左手側の日比谷、銀座方面だ。

春海橋を渡り、その先を右手に曲がり越中島方面へルート補正を試みるも自転車乗り入れ禁止道路等に阻まれ悩む事数秒。月島駅に出てしまった。この辺りは予想外の為か写真を撮り忘れてしまい映像が無い。前回来た記憶を頼りに、とりあえず目に付いた「勝どき橋」へのルートを選択。

写真を整理してて気づいたが、前回利用した「B4-02.月島特別出張所」が写真左手にあったのを失念していた。そのおかげでさらなる窮地に立つ事になるのだが…。それはさておき、このまま進んで右手に曲がると勝どき橋に来た!

自転車専用レーンがあるので気持ち気が楽なのが嬉しい。勝どき橋、自転車で渡っちゃうよ!

自転車で移動して思うのは、東京は運河の街であるという事だろう。特に臨海部は運河を渡す橋を越えるたびにアップダウンがあり、かなりの気力を要する。

勝どき橋を渡りきり進と築地あたりに出てくる。ここでちよくるの利用時間を見ると20分を超えていた! ちよくるの「利用時間」は、利用中にEnterボタンを押すと表示されるので利用しよう。築地付近のポートを記憶して無い状況としては残り10分以内にあるポートを脳内検索。大きな道でたどり着ける京橋のポートへ向かう事に。

そして着いた「B2-02.柳通り(東京スクエアガーデン前)」ポートが上の写真。残り時間は数分というところだった。ちよくるのポートMAPがWEBにあるのだが、回線が遅いと非常に探しにくいので「探すくらいなら知ってるポートへ」というのが実情だ。このポートも中央通り側では無く裏手なので事前に場所を知ら無いと探す事になる。早めのポートチェックインは本当に重要だ。

 

そして、秋葉原へ。

さて、「B2-02.柳通り(東京スクエアガーデン前)」ポートからは中央通りを直進すれば秋葉原に着く。ここは日本橋や三越前といった観光名所を巡るルートでもあるので色々と散策すると楽しい。

神田駅では上野東京ラインの高架を見上げつつ抜けていく。

この先をみちなりに大きく右へ向かうと万世橋だ。中央線の高架が見えるとホッとする瞬間。

そして到着「あっきはっばらー\(^o^)/」だ。秋葉原にはポートが最近急速に充実しつつあるが、ここは定番の芳林公園のポートにする。

この日は日曜日のために中央通りは歩行者天国。そのため自転車に乗っているとたとえ歩道をゆっくり走行中でも警告されるという理不尽が発生するので、裏道を通り芳林公園へ。

そして到着。お疲れさまでした。今回はかなり寄り道&迷いみちで結構な時間がかかってしまった。東京ビッグサイトをだいたい13:30頃出発し、秋葉原着が15:00頃という事で90分の長旅となった。(ちなみに前回は2時間程度かかった模様。)ポートチェックインは合計で3回、走行距離は約12km(寄り道、迷いみち含む)だった。ちなみに最適と思われるルートだと走行距離は約9.3kmのようだ。広域化したちよくる、先にポートの場所を押さえておけば非常に楽しい乗り物なので、色々と使ってみてほしい。

【詳細情報】
■名称:自転車シェアリング広域実験
■実験期間:2016年5月1日(日)以降も当面の間、継続して実施
■対象地域:千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区
(上記における215ポート(2017年1月現在)が全て利用可能。)
■公式サイト:http://docomo-cycle.jp/tokyo-project/
※利用料金、実験期間などの最新情報は必ず公式サイトよりご確認下さい。