リアル41cm砲は圧巻! 呉で「艦これ&アルペジオ」をリアル体験?

rp_P1040120最近、アニメの『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』や、ブラウザゲームの『艦隊これくしょん」などの海軍モノが流行っているようだが、それにつられて呉の「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」に行って来たのでお伝えしよう!

 

呉ってドコ???

呉と聞いてすぐに分かる人はかなりツウかもしれない。呉とは広島県の瀬戸内にある都市で、明治19年に第2海軍区鎮守府の位置を安芸郡呉港に設定したのが最初のようだ。(引用元:呉市の歴史より

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JRでは広島から呉線で呉へ向かう事が出来る。

 

呉市には「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」の2大施設があるぞ!

軍港として発展して来た呉市には、戦艦大和をメインにした「大和ミュージアム」と、潜水艦の活躍をメインにした海上自衛隊の呉資料館「てつのくじら館」が存在する。今回はこの2ヶ所を回ってみた。ちなみに、お互いの施設は道路を挟んで向かいにあるので、両方回るのに苦労は少ないぞ!

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正面がてつのくじら館。左側に一部大和ミュージアムが見える。

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こちらは大和ミュージアム。開館待ちの行列だ。

両方の施設だが、呉駅前から歩いて行く事が出来る。まずは呉駅前の巨大なプロペラが見えたら、残念! こちら側ではないので駅の反対側に向かおう。

rp_P1040101地図を見ると間違えないので、まずは地図を確認しよう! 駅には看板もあるので間違える事は少ないと思う。

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矢印の方向に進むと屋根が着いている歩道が続くので道なりに進んで行こう!

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途中にも看板があるので迷う事は無い!

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ちなみに、船着き場まで行く事が出来る。呉の港が見えるが、かなり特殊な風景でこれを見るだけでもワクワクしてしまう。

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まずは大和ミュージアムで艦これを堪能!

大和ミュージアムの目玉と言えば大和の巨大模型だろう。模型でこの迫力だ。実際に見たら震えてしまうかもしれない。

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そして、展示室に入ると過去の戦艦達の歴史や内部構造と言った説明が並んでいた。例えばこちらは金剛のボイラーの様子。コンゴウと書くか金剛と書くかでだいぶイメージが違うのが当サイトを見ている方々(というよりも艦これ提督?)ではないだろうか。

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金剛のボイラー室の様子

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そして、戦艦「大和」型に搭載されていた主砲塔の模型や内部構造の様子。解説などもありかなり楽しめる。

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そして、伊401の模型など各戦艦の模型が充実の数展示されており模型を見て回るだけで一日かかりそうな具合だ。多数の模型の中から一部写真写りが良かったものを紹介しよう。

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伊401はコレらしい。イオナっぽくない???

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伊401の説明プレート

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 模型以外にも実際に使用されていた戦艦「陸奥」の砲身なども屋外に展示されているが、その大きさにびっくりしてしまう。艦これの装備イメージが具体化してしまい、とんでもない事に脳内がなってしまう事間違い無しだ!

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潜水艦の中は秘密が沢山!?

「大和ミュージアム」もソコソコに「てつのくじら館」も見学した。こちらは入場無料となっており、実際に使用されていた潜水艦の内部が見学出来る珍しい施設になっている。

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展示は主に掃海業務や機雷除去と言った海上自衛隊の海外任務の広報、及び潜水艦の内部構造や仕組み、生活などが分かるようになっている。特徴的なのは、職員の人が元潜水艦の業務に携わっていた人が展示物付近を歩いており、実際の体験を元に展示物の説明を行なってくれるところだろう。

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そして、こちらが潜水艦に関する展示。特に印象に残ったのは食事風景だろう。下の写真を見てほしい。こちらは潜水艦内で提供される食事だ。とても豪華で美味しそうに見える。

rp_P1040449 rp_P1040461しかしながら、潜水艦は夜の監視もある。海上は夜は暗いので目を暗闇でならす必要があるため、以前は夜の時間帯はこのような赤いライトの生活だったそうだ。

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先ほどの食事。赤いライトでは色が判別出来ず美味しさが半減してしまう!

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夜間の潜水艦内の様子を再現している様子。職員による説明中の風景。

話によると、現在は「ゴーグル的なものを担当職員が付ければOK」との事でこのような食事風景も少なくなったとの話だった。他にも寝室への入り方や階級章など様々な展示物がある。

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そして、実際に使われていた潜水艦の内部を見る事が出来る場所へ進んで行った。この扉の先が潜水艦の内部だ!

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ちなみに、内部が公開されている潜水艦は「あきしお」となっている。潜水艦という狭い空間を有効に活用するような構造のため、バリアフリーなどにはなっていない。人が多いときは立ち止まっての写真撮影も迷惑になるので注意が必要だ。

rp_P1040539それでは早速内部に入ってみた。詳細は写真で見てもらうのが早いだろう。

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潜水艦の内部は非常に狭い。通路を写真に撮ったがこの通りの狭さだ。

rp_P1040580この狭い空間を有効に活用しているのが潜水艦、ともいえるだろう。それでは続きを司令室付近からご覧頂きたい。

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ちなみに、この日(2014年1月4日)は潜望鏡を覗く事が出来る日だった。覗いてみると意外と鮮明に遠くまではっきり見える。もう少し視野角が狭いかと思っていたがそんな事も無いようだ。覗くとこのような状態になる。

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潜望鏡の先はと言うと、ちゃんと動いているのが外から分かるぞ。

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この三本のうちのどれかが左右に回転するぞ!

と言う訳で、今回は呉市という軍港の街にある大和ミュージアムとてつのくじら館を訪れてみた。特に潜水艦の内部は予想より狭く、蒼き鋼のアルペジオで出てくるような艦内の広い空間は夢のような状況と言うのが体験で分かるだろう。また、大和ミュージアムでは41cm砲など艦これで出てくる装備品を実物で見ることが出来る為、さらにゲームが面白くなる気がした。呉市は東京から観光で行くには若干距離があるが、もし近くに行く事があれば両施設ともに是非覗いて欲しい施設だ。これから大型連休を照準にして、たまの遠征も良いのではないだろうか。

 

【施設情報(1)】
・施設名:大和ミュージアム
・住所:広島県呉市宝町5-20
・開館時間:9:00~18:00(展示室入館は17:30まで)
・休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
・入館料:一般(大学生以上):500円/高校生:300円/小・中学生:200円
・サイト:http://www.yamato-museum.com/

【施設情報(2)】
・施設名:てつのくじら館
・住所:広島県呉市宝町5−32
・開館時間:9:00~17:00まで(展示室入館は、16:30まで)
・休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
・入館料:無料
・サイト:http://www.jmsdf-kure-museum.go.jp/

※注意※
上記2施設共に、休館日や開館時間に関しては上記記載以外の場合(臨時休館等)もある為、必ずサイトや電話でご確認下さい。