ハム（アマチュア無線）フェアが2014年8月23日・24日の期間、東京ビッグサイトで開催された。コミケの翌週またビッグサイトに行くとは思っていなかったが折角の機会、秋葉原の街情報を扱う当サイトとしては是非行ってみたい、と言う事で伺ってみた！

 

西2ホールで開催のハムフェア

今回伺った時間帯は13時頃。先週のコミケとうって変わって人も疎らで寂しさも感じてしまうビッグサイトだ。ハムフェアは西2ホールなので、そちらまで移動する。

 

入場時のチケットからびっくり！

入場のチケット（1500円）を購入し早速ハムフェアへ入るのだが、まずチケットの上部にコールサインを書く欄がある。流石アマチュア無線。コールサインさえあれば問題無いと言う事のようだ。

入口は意外と可愛い感じで、無線の硬いイメージからほど遠い。小学生向けのイベントのようだが、中身は実は凄い事に…。

 

 

会場は多くの人で賑わっているが、見慣れないものも沢山!!

会場内は意外と人が多くてびっくり。さらに参加者自身も無線端末を殆ど皆持っているのにさらにびっくり！　一番驚いたのは背中や手に簡易アンテナや小型アンテナを持参している事だろう。もちろんブースの上にも様々な形状のアンテナが！　流石アマチュア無線のイベント、驚きの連続だ。

 

会場は企業、個人ブース（純粋・一般）とプチコミケ状態！

ついつい先週のコミケを思い出してしまうためこのような表現となってしまうが、ある意味コミケより凄い。何がかと言えば、企業、一般参加が共に同じように配置され、参加者は純粋なアマチュア無線愛好家なのでコミケよりさらに濃い趣味の空間となっている所だろう。まずは会場の配置図を見てもらいたい。

実際の醍醐味は「クラブコーナー」の部分なのだが、「ビジネスコーナー」では企業による最新のアマチュア無線のアンテナや機器の紹介、さらには車に積み込んでのレジャーの提案など多岐にわたっていた。

もちろん、こんなチャンスを逃すはずが無いのが政府や協会の広報活動だろう。総務省の電子申請・届出システムの告知ブースもあったぞ。

結構な人が電子申請のプチ体験を行なっていた。

さらには萌えキャラ（？）っぽいのも準備してあった。

他には体験工作コーナーやイベントコーナーでの商品紹介なども行なわれていた。

 

 

秋葉原無線部（仮）へ行ってみた！

今回会場に伺うキッカケとなった秋葉原無線部のブースへ。

ブースにはさすが秋葉原と言うべき商品が並んでいた。

特に興味を引いたのはこちらの「東京MXの帯域のみを増幅する（選択する）チューナー」だ。使う用途によって選択すべき帯域が異なり、３種類準備されていた。150km離れても受信出来るちゅーななどがあり、アニメが見たい人には朗報かも？（環境により150km以下でも受信出来ない場合もあるので注意！）

さらに14時過ぎにはメイドさんもブースに駆けつけてくれた。今回特別に撮影させてもらったが、秋葉原無線部、是非次回のハムフェアでは探して欲しい！　メイドさんが気になった方は「ぴなふぉあ」に行けば会えるらしいぞ!!

 

 

次回ハムフェアは2015年8月22日・23日開催予定！

来年のハムフェアの開催日も既に予告されていた。やはりコミケの翌週となるようだ。秋葉原では最近アマチュア無線のお店も目立つ場所からは消えつつあるが、しっかりと残っているので探してみよう。そして、ネットを使った講習などもあるようなのでアマチュア無線が気になる人は是非日本アマチュア無線連盟のサイトをチェックしてほしい！

【詳細情報】
■イベント名：ハムフェア2014
■開催場所：東京ビッグサイト　西2ホール
■開催日時：2014年8月23日・24日　※既に終了しました。
■サイトURL：https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm
■日本アマチュア無線連盟：https://www.jarl.org/
■日本アマチュア無線振興協会：http://www.jard.or.jp/
■総務省：http://www.soumu.go.jp/
■総務省・電波利用ホームページ：http://www.tele.soumu.go.jp/