秋葉原と言うよりも御茶ノ水なのだが、ワテラスとソラシティの間にある「Gallery蔵」はご存知だろうか? 書籍商の書庫蔵として1917年に上棟された蔵を復元したギャラリーだ。あまり知られていないであろうこの蔵を今回は紹介する。
淡路町と御茶ノ水の狭間に復元された「蔵」
今回ワテラスから御茶ノ水駅に抜ける際に見つけたのがこの「Gallery蔵」だ。都会の真ん中に突然現れた蔵に思わずびっくりしてしまった。
蔵に降りる手前にはこんな看板までも?
「Gallery蔵」だが実は貸し出しも行なっているようだ。サイト(http://ocha-navi.solacity.jp/gallery/)を確認すると以下の説明があった。
地域で愛され続けてきた蔵をギャラリーとして復元!
書籍商の書庫蔵として1917年に上棟し、その後「淡路町画廊」として多くのアーティストや地域住民の方々に親しまれてきた蔵。神田駿河台から淡路町の再開発のなかで、御茶ノ水ソラシティとワテラスのちょうど真ん中にギャラリーとして復元されました!さまざまな文化活動の発表の場としてご活用ください。
【利用目的】
以下のいずれかの目的に合致した活動についてGallery 蔵を貸し出します。
(1) 文化的活動による地域活力の向上に寄与すること
(2) 地域文化の幅広い発信に寄与すること
(3) まちづくりに貢献すること【利用期間・利用方法・料金】
ご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
※ お申し込みは10日前までにお願いします。
※ 詳しくはお茶ナビゲートまでお問い合わせください。
早速、蔵の中を確認!
ビルとビルの谷間にある「Gallery蔵」、蔵故に分厚い壁の為は中は以外と狭い。1階から順に見ていこう。
正面のテーブルにはギャラリーとして使う際の実施例などが展示されていた。
壁には蔵の移転、復元作業の様子や経緯などが展示されていた。
さて、階段を昇って2階へ向かおう。
2階は一部吹き抜けになっているので、さらに狭い。
そのまま3階へ向かう。
3階には椅子と、この時は前回行なわれた展示会の様子を飾ったと思われる写真があった。
普段は窓は開いていないようだが、このときは偶然開いていた。窓から見る景色は以外と普通。
外からこの窓を見上げると狭いのだが、窓から覗くと結構な視界があるのが分かる。
3階は梁を直接見る事が出来るようになっている。1階でみた復元作業を思い出しながら梁を見ると、昔の建築物の特徴や歴史のようなモノを感じる事が出来る。
この「Gallery蔵」だが、どのような展示ならOKなのか? 具体的な料金は? といった詳細に関しては「お茶ナビゲート」に問い合わせると良いだろう。秋葉原系の展示が許容されるのであれば、また新しい名所になるような気もする。今後、どのようになるか楽しみだ。
【詳細情報】
■物件名:Gallery蔵
■場所:東京都千代田区神田駿河台4丁目6
■サイト:http://ocha-navi.solacity.jp/gallery/
■問い合わせ先:お茶ナビゲート(http://ocha-navi.solacity.jp/)