2004年7月の秋葉原

2004年7月30日少し古地図関係の記事で写真を探していた際に黒井が以前撮影していた秋葉原の写真が見つかったので、懐かしさもあり掲載してみたいと思う。今回は2004年7月30日の午後にすべて撮影したものとなる。それでは、懐かしき秋葉原の風景を振り返ってみようとしよう。

 

JR電気街口がアトレに変わる前

唯一手元に残っていた写真がこちらだ。正面には券売機が並び、その手前側ではパラソルを広げた下で炎天下も実演販売が行われ待ち合わせには丁度良い場所だった。

2004年7月30日

こちらの時計は現在も見ることができる。左側にはサトウムセンに旧ラジオ会館、奥には石丸電気の看板が秋葉原をイメージ付けてくれる。

2004年7月30日

駅前といえば、このころはよく献血のバスが停車していた。一度献血しようと思ったのだが、朝食を食べて秋葉原に行くことが少なくタイミングを逃してしまったのは今となっては思い出深い。

2004年7月30日

 

裏通りから中央通りを見る

こちらは総武線高架下の現在ではゲーマーズがある付近だろうか? 正面の石丸電気駅前店のビルは現在のホビー天国のビルにあたる。

2004年7月30日

こちらは雨宿り中のラジオデパートの前。今も昔も変わらない人通りだが、なんとなく時代が若干古いような感じしかしないのは変わっていないからなのかもしれない。

2004年7月30日

最後は現在では客引きが大量に居て困ってしまう例の通りだ。ツクモはほぼ現在も同じ場所にあるが、一番奥のビルはベルサール秋葉原では無く日通本社ビル時代だろう。秋葉原に住んでいる人の多くは今でもベルサール秋葉原では無く「日通本社ビル」「日通ビル」と表現することが多い。もしくは「住友ビル」だろうか。約10年で客引きが大量に増えてしまったというのが写真からもわかるのが面白い。

2004年7月30日

手元の写真は以上の6枚だ。一声10年と言っても大きく変化をしつつ現在も変わらぬ姿を見せる秋葉原。この先の10年では一体どのような街に変わっていくのだろうか? 楽しくもあり怖くもある有無を言わせぬ変化の街、何気ない場所を記録しておくと10年後に思い出となるだろう。