秋葉原にある万能調理家電の会社に行ってみた


こんにちわ。新人ライターのいずみんです。今日は皆さんに少し変わったものを紹介したいと思います。それでは早速秋葉原のとある場所へ向かいたいと思います。

 

台湾の超ベストセラー万能炊飯器「大同電気釜」

今回訪ねた場所は、秋葉原プラス読者の皆さんに「あっきはっばらー」のツイートでおなじみの場所である TamTam Hobby Shop 秋葉原店さん。

そのビルのちょっと隣りある「大同日本株式会社」さんに、今回は突撃してみました!

 

「大同日本株式会社」とは?

今回訪ねた「大同日本株式会社」さんは台湾の総合家電メーカーです。日本ではあまり聞きなれないメーカーですが、台湾では誰もが知っている総合電機メーカーです。その歴史は古く、戦前の1918年に創業、来年2018年に創業100周年を迎える超老舗企業です。

扱っている製品や事業も幅広く、白物家電をはじめモーターやコンプレッサーなどの重電製品、スマートメーターや太陽光パネル関連などの再生エネルギー関連製品までも取り扱っています。まさに台湾を代表する総合電機メーカーです。

日本法人の設立は昭和50年(1975年)と古く、すでに40年近く日本でも製品を供給しているとのことです。『はて? ボクも秋葉原に通うようになってはや20年。そんな昔から大同日本さんは秋葉原にあったかな? 』と思い、早速質問してみました。会社の方に伺うと、長い間銀座に会社を構えていましたが、東日本大震災の影響により銀座のビルの耐震建て替えに伴って2012年に秋葉原に移ってきたそうです。震災の影響がこんなところにも!

 

台湾の万能炊飯器「大同電気釜」

さて、今回ボクが紹介したいものは、この大同さんを象徴するレトロな外観の製品。台湾の万能炊飯器「大同電気釜」です!

「なーんだ。ただの炊飯器かー」と思うなかれ。この商品、ご当地台湾では「万能鍋」「大同電鍋」と呼ばれ、1960年の発売開始以来、人口2000万の台湾で1500万台も売れたというシロモノ。一家に一台どころでは無い、台湾人が4人いたらこの電鍋を3台持っている計算になるのです! 娘に持たせる嫁入り道具としても人気が高いこの電鍋、その便利さ故に台湾旅行のお土産に持って帰る日本人も多く、2015年から日本国内でも大同日本株式会社さんから販売が開始されました。

 

大同電鍋、人気のヒミツは?

ご当地ではかなり普及している大同電鍋ですが、人気のヒミツはそのシンプルな構造による使いやすさと頑丈さにあります。なんとこの電鍋、炊飯器であるにも関わらずボタンひとつ押すだけ。「カチッ」とスイッチを入れるだけで、蒸す・炊く・煮ると三役こなす万能調理家電なのです。

この製品、冗談抜きで炊飯ボタンがひとつ(※日本市場向け製品には保温ボタンがあるので、実際には2つのスイッチがあります。)だけ。鍋は二重構造になっており、外釜に200mlの水を入れてスイッチオン! 30〜40分ほったらかしにするだけで調理完了となります。あとは電気で熱された蒸気が勝手に調理をしてくれるのです。名目は炊飯器ということですが、構造的には蒸器に近い趣であります。シンプルな構造ゆえ、一度購入したら10年、20年は壊れることもほとんど無い、台湾で愛され続けた理由がそこにはあったのです。

大同電鍋のことが書かれた本も最近出版されました。

少し前には、日本でも自宅にある炊飯器を利用してバナナケーキや巨大ハンバーグを作ることが話題になりましたが、この電鍋は蒸気による調理なので炊飯はもちろんスープや蒸し物などにも利用でき、日本の炊飯器を使った料理よりもさらに幅の広い調理が可能な様に感じます。

また、大同日本さんが発行している電鍋のパンフレットには電鍋を使ったレシピが紹介されています。黒こしょうときのこの炊き込みごはん、魯肉飯(ルーローハン)、豆腐と卵のスープ、魚介のココナッツスパイス煮、鶏肉と根菜のサラダetc…。結構手間のかかりそうな料理ばかりですが、レシピの調理説明を見ると、ほぼ材料を切ってスイッチを入れて◯◯分間蒸します(または、加熱します)で終わりです。材料を入れて、蓋をして、スイッチON! なんて楽ちんな…。ボクの様なズボラ飯愛好家の救世主の様な製品です。炊飯器一個分のスペースで色々できるというのは一人暮らしにはありがたいですね。

今回取材で対応してくれた営業部の鄒さん、簡さんに電鍋を使ってどの様な料理を作っているのか聞いてみたところ、簡さんは『中華まんを蒸すのによく使います』とのこと。鄒さんは『朝食に鶏のスープやミネストローネを作っています』と笑顔で答えてくれました。朝からミネストローネや鳥スープ、といった手間のかかりそうな調理も、大同電鍋だと朝食で食べることが出来るのです。優雅な朝食を堪能できてしまうのですね。毎朝、冷や飯をお茶漬けで食べているボクとはえらい違いです。ちなみに電鍋は料理に使うので、お米はとある日本メーカーの炊飯器で炊いているとの事でした。

 

大同電鍋は日本で購入可能!

ここまで話を伺って、欲しくなってしまった大同電鍋はどこで購入できるのでしょう? 家電量販店で購入できるのかを伺うと、現在は大同日本さんのサイトから購入する通販のみとのことです。下の写真のQRコード、またはYahooショッピングhttps://store.shopping.yahoo.co.jp/toj/)の専用ページから購入できるそうです。気になる大同電鍋の価格ですが、Mサイズ(6合炊き)が11,800円、Lサイズ(10合炊き)が13,800円です。

そして、電鍋を使ったレシピについて興味がある方は『口尾麻美/著「はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜で作る おいしい料理と旅の話。」』という本があるので購入を検討してみてはいかがでしょうか? 料理研究家でエッセイストの口尾麻美さんが先月(2017年11月)発刊したばかりの新刊書籍です。電鍋ファンである口尾さんによる電鍋を使った料理が紹介されています。

 

新製品!無水調理グリル鍋「フュージョンクッカー」

さて、ここまでは他のサイトで紹介されたこともある情報でしたが、ここからは秋葉原プラスが初めてお伝えする耳よりの情報です。それがこの「ファイアボール」のドロッセルお嬢様の様な姿のこちらです!

無水調理グリル鍋「フュージョンクッカー」です! 大同電鍋と比べたらデザインが近未来風に洗練されたこの調理器具、実は大同日本さんが先月(2017年11月)より日本市場に投入した新製品です。このフュージョンクッカーは大同電鍋を進化させた新しい調理器具とのことです。大同電鍋はその構造上、外釜に水を入れて加熱する必要がありました。しかし、このフュージョンクッカーは水を入れる必要が無く、例えばこの器具に野菜を入れてスイッチを入れれば、野菜の水分で美味しく蒸し上がるという優れものなのです。無水調理の他、クッキングヒーター、ホットプレート、鍋としても使えるのです。この炊飯器の様なマシンでローストビーフが作れる、というのが地味にすごいですね。

さて、こちらのフュージョンクッカーですが、値段はオープン価格とのことですがどうやら25,000円前後で購入できる模様。他社の類似性能の無水調理家電が3万〜5万円くらいなので、かなりお値打ちに感じます。そして、大同電鍋は通信販売でしか購入できなかったのですが、フュージョンクッカーはヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店で購入が可能です。ということは、大同日本さんから400mの距離にある「ビックカメラ AKIBA」でも購入が可能なのか聞いてみたところ、残念ながら「ビックカメラ AKIBA」では取り扱いがまだないとのことでした。(「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」や「ビックカメラ有楽町店」などの店舗では購入可能)

その代り、秋葉原では「ヨドバシ Akiba」5階、レジの向かいの調理家電コーナーに置いてあったので、興味のある方は是非とも実際に手に取って見てもらいたいですね。

しかし、流行に敏感なビッカメ娘 アキバたんを擁する「ビックカメラ AKIBA」さんのこと、きっと近いうちに取り扱ってくれるとボクは信じています。

 

最後に、大同日本さんから秋葉原の皆様へ

今回の突撃取材は、超ロングセラーの大同電鍋からスタートして新製品のフージョンクッカーまで見ることができました。家電量販店でメーカー名をみて「大同日本」を見つけたら、是非手にとって触って見て貰えると嬉しいです。そして最後に大同日本さんから秋葉原の皆様へひとこと頂いて来ましたので紹介します。

「私たちの製品を通して、台湾の文化を少しでも感じて貰えれば嬉しいです。秋葉原の皆さん、これからもよろしくお願い致します!」

大同日本さん、今回は取材をさせていただき本当にありがとうございました!

【会社概要】
■商号:大同日本株式会社 TATUNG COMPANY OF JAPAN, INC.
■所在地:東京都千代田区外神田六丁目十四番七号 VORT末広町(旧名:AK star ビル)
■設立:1975年(昭和50年)8月1日
■資本金:
・連結:740億円
・単独:1,500万円
■代表取締役:林 蔚山
■代表取締役副会長:黄英哲
■主たる製品目:変圧器、配電盤、ケーブル、電動機、コンプレッサー、太陽光パネル、スマートメーター、LED照明など
■サイト:http://www.tatung.co.jp/

【今回取材した商品】
■大同電気釜(台湾では大同電鍋と称します)
・サイズ:MとLの2種類
・商品ページ:http://www.tatung.co.jp/product/view/114
・直販ページ:https://store.shopping.yahoo.co.jp/toj/
■フュージョンクッカー
・商品ページ:http://www.tatung.co.jp/product/view/48
■購入に関して:大同電気釜は直販ページより、フュージョンクッカーはお近くの家電量販店等でご確認・ご購入ください。

■参考:フュージョンクッカーの通販ページ(大手量販店など)

この記事を書いた人

和泉 宗吾
和泉 宗吾
和泉宗吾@いずみん
千葉県在住の週末都民。フリーライター兼、野生のプロデューサー。美味しいものを求め東奔西走。秋葉原プラスでは企画や催事等のお手伝いをさせていただいております。よろしくお願いいたします。