『4月4日は男の娘の日』特別企画第6弾!「男の娘落語家」登場!

こんにちは。新人ライター(20年目)のいずみんです!皆さん5月5日は『子ども(男の子)の日』、3月3日は『女の子の日』、では4月4日は……?そう、男と女の中間なので『男の娘の日』ですね!秋プラ恒例「男の娘の日」企画もついに第6弾!なんと今回は志願者がやってきてしまいました。そして「男の娘落語会」企画の情報もお届けします!

 

男の娘志願者がやってきた!

某月某所 秋葉原のとある喫茶店にて。

???「急に呼び出してしまって、すみませんねぇ」

( ‘ω’)いえ、カイシャもすぐそこなんで大丈夫ですよ。

???「実は(和)さんに、お願いがありやして………」

( ‘ω’)はい。なんでしょうか?

???「…………」

( ‘ω’)………?

???「あっしを、あっしを『女の子』にしてやってくだせぇ!」

( ‘ω’)えーッ!!!??

???「ずっと悩んだんでござんすけど!」

( ‘ω’)落ち着いて!まだ若いんだし、あなたも人生はいろいろと………

???「毎年、秋プラでやってるでしょう?」

( ‘ω’)毎年!??

???「ほらあの!4月4日の男の娘企画!!!」

( ‘ω’)あッ!そっちか!??

???「秋葉原で毎年、誰かしらかわいく変身させてるってぇいう、噂の!!!」

( ‘ω’)いや、いいんですか!?企画の記事は秋葉原どころかインターネットに残りますよ

???「大丈夫です。芸人として一皮むけるため、かわいくなりたいんでよろしくお願いしやす!」

( ‘ω’)………女装の道は険しいですよ

………なるほど! つまり落語という芸の道を究めるため、かわいい女の子になって女の子の気持ちも知りたいということですね…。というわけで、なんと今回は 生け贄 ゲストが自らやってきてしまいました!

彼の名前は『春風亭弁橋』さん。落語芸術協会所属、二ツ目の落語家さんです!

週刊少年ジャンプの『あかね噺』でも書いてありましたが、二ツ目からはプロの落語家を名乗れるので正真正銘のプロ落語家さん。どうしよう、6年目にしてこの企画にプロの落語家さんが来てしまった………こんな立派な人を変身させていいのでしょうか………いや、変身させちゃいますけどね。ふふふ。。。

 

春風亭弁橋さんとは

さて、まずは春風亭弁橋さんのプロフィールを紹介したいと思います。

春風亭弁橋 さん

■芸  名:春風亭 弁橋
■ふりがな:しゅんぷうてい べんきょう
■本  名:石坪 卓巳
■ふりがな:いしつぼ たくみ
■生年月日:平成8年5月17日
■出 身 地:山梨県韮崎市
■芸  種:落語
■階  級:二ツ目
■出 囃 子:橋弁慶
■芸  歴:
平成24年(2012年)4月 韮崎高等学校文理科 入学
平成27年(2015年)3月 同校 卒業
平成27年(2015年)3月 春風亭柳橋に入門 前座名「べん橋」
平成27年(2015年)8月 楽屋入り
平成27年(2015年)8月17日 新宿末広亭にて初高座「寿限無」
令和元年(2019年)8月中席 二ツ目昇進 べん橋改め「弁橋」
■特  技:そろばん 暗算 柔道
■そ の 他:武田の里・サッカーのまちにらさき親善大使
■趣  味:映画・演劇・歌舞伎鑑賞、読書、散歩、古本屋巡り、立ち食いそば屋巡り
■コメント:
子供の頃から落語が好きでした。なんとか夢であった落語家になれました。
まだまだ未熟者でございます。一生懸命「べんきょう」して参ります。
何卒応援のほどよろしくお願いします。

( ‘ω’)わーーっ!?すごい!親善大使とかやってる。

こんな前途ある落語家さんをゲストに呼んで、落語芸術協会に怒られないでしょうか?
いや、春風亭昇太師匠(落語芸術協会会長)ならきっと許してくれる(はず)でしょう。
※記者(和)は春風亭昇太師匠大好き。

というわけで、さっそく弁橋さんをミルキーに連れて行きました!

 

そして、秋葉原ミルキーへ

やってきました。おなじみ我らが 未来ガジェット研究所 『秋葉原ミルキー』です。

秋葉原ミルキー

なお、写真には写っていませんが友の勇姿(女装)を是非動画で撮影しようと三遊亭仁馬さんも付き添いで来てくださっています。

弁橋さんと仁馬さん

三遊亭仁馬さんと春風亭弁橋さんは「√9 さば弁」(落語芸術協会の若手ユニット)のチームメンバーであり、いろいろ心配だからと一緒に来てくださったのですが………



なんかノリノリなので安心しました!

では、めくるめく女装の世界(ミルキー)へ、れっつらゴー!

今回も変身させてくれるのはHANAちゃん店長!
いつもお忙しい中ありがとうございます!

店長HANAちゃん

さて、変身用の衣装は山ほどそろっているミルキーさんですが、今回のゲストは落語家さん。どうせ変身するのなら和服が良いのでは?という話になりました。ミルキーにも和服の衣装は何着かありますが、そんなには数がありません。そんな時に弁橋さんからひとこと。

弁橋「大丈夫です。和服をいっぱい持っている、衣装持ちの友達を呼んでいます。」

 

神田桜子さん登場

神田桜子さん

なんと、ミルキーに講談師の神田桜子さんが駆けつけてくれました。

神田桜子さんも「√9 さば弁」(落語芸術協会の若手ユニット)で、春風亭弁橋さんとチームを組んでいるメンバーです。

神田桜子さんの衣装の中から、女性用の和服を何着か持ってきていただきました。

HANAちゃん店長と何色の服が似合うか相談し、衣装を決定。

着付けも神田桜子さんにやってもらい。

衣装が決まりました!

さて、どんな風に変身するか楽しみですね。

 

メイク開始!

まずは化粧水ペタペタ。ベース(下地)もペタペタ。

ウィッグ(カツラ)用のネットをかぶせます。

最近、お酒のせいでむくんでしまった(?)というフェイスラインをテープで固定。

まずは二重まぶたを作ります。

左が一重で、右が二重。
おめめパッチリに。

アイラインかきかき。

頬だけでなく、目の下、目の周りにもチークを入れて目元を強調。

だいぶ印象が変わってきました。

ウィッグをどうするか

ここでウィッグをどうするか試行錯誤。お顔の印象と髪型をどういう風にプロデュースするか。

とりあえず黒髪系の前髪ぱっつん姫カットをパイルダー・オン!急に女子になりました。

今度は最近流行の髪色を乗せてみます。

茶系のロング………これもしっくりこないとのこと。

ここで桜子さんから「ギャルなんてどうですか?」との提案。

HANAちゃん店長も「あー!ギャルかぁー」と明るめのウィッグを取り出しパイルダー。

ギャル落語家爆誕!

さらにHANAちゃん店長は「この着物だったら、髪の毛は編み込んだ方が絶対かわいい!」と髪を編みはじめ………

とってもかわいい感じに仕上がりました!

撮影会がはじまる

そしてミルキー恒例の撮影会。この撮影会には魔力があります。

それはHANAちゃん店長にかわいくメイクしてもらったあと、撮影しながら「かわいい!かわいい!」と褒められてしまうと、だんだん女の子の気持ちになってきてしまうのです!(本当。経験者は語るのです。)

この撮影タイムこそが秋葉原ミルキーのメインといっても過言ではありません。

撮影も進み、だんだん女の子の気分になってきた(?)弁橋さん。

ここでHANAちゃん店長が急に爆弾発言。

HANAちゃん店長「そういえば、名前はどうしましょうかー」

名前……?HANAちゃん店長によると、女装するときは「ソウルネーム(女装ネーム)」をつける人が多いのだとか。

まあ「弁橋」さんなので、「弁子さん」とか「橋子さん」がいいですかね?と提案しましたが………

HANAちゃん店長「じゃあミルキーちゃんね!」

こうして弁橋さんの「ソウルネーム(女装ネーム)」は『ミルキーちゃん』に決定してしまいました。

ミルキーちゃん

 

ちょっと悪ノリ

わかる人だけわかってください。

 

ミルキーちゃん完成

ミルキーちゃん誕生

いやー、ギャルの和服美人ってのもいいものですねぇ。

こうして、和やかな雰囲気で撮影会が終わろうとしていた時でした。

HANAちゃん店長「落語とかよくわかんないんですが、このまま寄席ってのをやっちゃえばいいんじゃないですか?」

男の娘が落語をやる………しかもギャルで?そんなこと思いつきもしませんでした。

そんな寄席、見たことも聞いたこともない。でも秋葉原なら許されるかも………

と、いうわけで急遽決定!

秋葉原PLUSぷれぜんつ『アキバ寄席』開催決定!

開催することにしました!秋葉原PLUSぷれぜんつ『アキバ寄席』!

さば弁

出演者は『さば弁』の皆さんと!

富士家みる姫

期待の新人ギャル落語家
「富士家みる姫(ミルキー)」さんです!

秋葉原ミルキーのHANAちゃん店長の協力の下、ゲストに大型新人ギャル落語家「富士家みる姫(ミルキー)」さんを迎えて寄席を開催しようと思います!

おそらくは新人ギャル落語家「富士家みる姫(ミルキー)」さんによる最初で最後の舞台になるのでは無いかと思われます。

場所は秋葉原のカフェ・トリオンプさん!

カフェ・トリオンプ

なお、カフェ・トリオンプさんは最大でも30席のお店。

先にフライヤー告知もしたので、残りはあと20席ほど。「富士家みる姫(ミルキー)」さんに会いたい方、当日ご来場を考えている皆さんは、早めにお席の予約をした方が良いかもしれませんね。

アキバ寄席・予約フォーム

アキバ寄席

水曜の夜ですが、よろしければアキバ寄席に足をお運びください。

さて、ここでちょっとプラス!

もしかしたら寄席の最後に「富士家みる姫(ミルキー)」さんのチェキ(インスタント写真)が寄席後の物販で販売されるかもしれませんとのことでした。
※いま、チェキが撮れるカメラを探してるそうです。

\HANAちゃん店長も来るよ!/

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!(和)

 


【店舗情報】
■店名:コスプレ・女装サロンMilky
■所在地:東京都千代田区2丁目5 外神田2丁目5−3 白扇ビル2F
■オープン:2016年4月4日
■お店の概要:秋葉原で気軽に本格的な女装やコスプレ体験が楽しめる非日常的なサロンです。プロアーティストによるヘア&メイク、コスプレ衣装コーディネート、撮影スタジオでオリジナル写真の本格撮影など、誰もが変身できる異次元空間です。カップルやファミリーも大歓迎!自分の個性を思う存分に発揮してください!
■サイト: https://cosplay.tours/

【寄席情報】
■イベント名:アキバ寄席 さば弁の会
■イベント概要:秋葉原で落語会をやってみたくなったのでやってみた。
■出演者:三遊亭仁馬、神田桜子、春風亭弁橋、富士家みる姫(ゲスト)
■開催日程:2023年4月26日(水)
■開催時間:19:00〜21:00(開場18:30~)
■木戸銭:1500円 ※ワンドリンク(500円分)付き
■会場:カフェ・トリオンプ(〒101-0021東京都千代田区外神田5丁目6-4メトロビル1F)
■主催:巷談 水沢亭
■予約問合:

この記事を書いた人

和泉 宗吾
和泉 宗吾
和泉宗吾@いずみん
千葉県在住の週末都民。フリーライター兼、野生のプロデューサー。美味しいものを求め東奔西走。秋葉原プラスで記事執筆のほか、企画や催事等のお手伝いをさせていただいております。よろしくお願いいたします。