萌えシェーバーで話題の松本イズミさんがいる泉精器製作所に行って来た!

rp_P7010006_1「松本イズミ」をご存知だろうか? シェーバー(髭剃り)で高い技術力と特許を保有する泉精器製作所の展開するシェーバーの営業キャラクターだ。今回、その「松本イズミ」さんに会う為に泉精器製作所の東京営業所へお邪魔してみたぞ!

 

泉精器製作所に行って来た!

2014年7月1日に訊ねたのは東京都中央区にある泉精器製作所の東京営業所。ビルは至って普通のオフィス街にある。今回は家電営業部に行くので3階だ。そこで出迎えてくれたのは「松本イズミ」さんだ!

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ドアを開けると目の前に待ち構えていたのが「松本イズミ」さんだ!

落ち着いて担当者の方に話を伺いつつ、まずは松本イズミさんを撮影。やはり可愛い!

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続いてバストアップで1枚。持っているシェーバーが良い感じ。rp_P7010006_1

 

 

受付にはアイテムやコラボ商品が多数展示中!

営業所の受付カウンターには所狭しとグッズやポスター等が展示されていた。特に面白いのはうちわ等以外にも痛キーボードといったシェーバーとは直接関係ないグッズまで作って展示してある所だろう。

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近寄ってそれぞれを見ると、しっかりとした作りのモノが多数並んでいる。下写真の右端のちいさな松本イズミさんポップは持ち帰りたかった!rp_P7010009

 

 

きっかけはTwitter!!!

今回、何故こちらの営業所の伺う事になったのかと言えば、松本イズミさんのTwitter(@matumoto_izumi)がきっかけだった。

と、こんな感じでトントン拍子で事が進み今回の取材となった。話が早いフットワークが軽いのは企業として魅力的な部分の1つだろう。そして、今回実際にM係長様に話を伺う事が出来た。

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こちらは頂いた名刺

【『松本イズミ』が生まれるキッカケ!】

ーーー:松本イズミさんですが、どのような経緯で誕生したのでしょうか?

M係長:去年(2013年)の2月頃から他のお客様を含めて「何か面白いネタが無いか?」とずっと悩んでまして、その中でたまたま「この(松本イズミ)のような萌えキャラをちょっとやってみようか?」という話が立ち上がりまして、ちょっと絵だけ描いて頂いて(M係長の)上長にお伺いした所「あ、おもしろじゃん。やってみたら?」と言う事で生まれました。

ーーー:上長、ノリ軽いですね(笑)

M係長:えぇ、凄い軽いノリだったんですよ(笑)

(M係長のPCなどを見ると、全て松本イズミのオリジナルキャラグッズになっていた!)

ーーー:凄いですね! 携帯の裏まで全部松本イズミなんですね。

M係長:やっている中で暇つぶし的に作っていたら、どんどんと増えちゃいまして。こういうPC関連は完全に痛くなっちゃって(笑)

ーーー:これだけあると商品化したくなりますね。

M係長:社内でも商品化の話は出たりはするのですが、「我々の本業って何なの?」と改めて問いかけてまして。それにこの手の市場(萌え関連の市場)の需要が全く読めなくて…。

ーーー:当たると大きいですが、外れると大変ですからね。

M係長:そうなんですよ。そのような訳もあり、色々新しい事はせずに行こうと思っています。

ーーー:そうですね、ファンの方が付けば色々と面白いかと。

M係長:ファンの方と言えばTwitterの方では固定的な方が出来て来たと聞いています。

ーーー:フォロワーの方も2000名以上いらっしゃいますし。

M係長:今は大体3000名ほどいらっしゃいますね。とりあえず(松本イズミの)ツイートだけは見て不適切な発言したときだけは文句を言ってますが、あとは野放しにしています。アレもダメ、これもダメとしちゃうと松本イズミの方も面白く無いでしょうし、見ている側も面白く無いとおもいますので。

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こちらが松本イズミさんのTwitter画面。(8月)

 

【今年(2014年)の取り組み】

M係長:今年は去年の反省も踏まえて、このような(サイトを見せて頂きながら)カレンダーのようなものを毎月提供させて頂いています。

ーーー:それで、6月末くらいの(松本イズミさんの)ツイートで「サイトの絵が変わります」的な発言があったのですね。

M係長:とりあえず、4月、5月、6月、7月と4ヶ月なんとか続けたので8月以降も期待して下さい。

※取材が7月だった為。8月以降も順次サイトの画像は変更されています。

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(参考)8月のサイトの様子

 

【社内での「松本イズミ」】

M係長:ある程度社内的にも(松本イズミ)が認知されてきました。

ーーー:そうなんですか!

M係長:昨年などはイラスト費用をどこから捻出しようか、といった所から始まりましてかなり苦労しました。

ーーー:他には何かありましたか?

M係長:アマゾンさんからは「他に(松本イズミの商品などが)もっと無いの?もっと無いの?」と頂いていまして、嬉しい事になってます。

ーーー:今後は?

M係長:第1弾は秋葉原限定で販売させて頂いて上手く行ったので、次はネット限定販売でどのような反響があるかを試させて頂きました。探りながら進めさせて頂いているような状況です。印象としては、秋葉原に店舗を出してネット販売を行なうのが良さそうな雰囲気です。

ーーー:実際に秋葉原に店舗を出されるのですか?

M係長:ソフマップさんなどでも当時(秋葉原限定での販売の際)には、喜んで販売させて頂けたようでしたので、もし秋葉原で販売するとしても販売店さんを経由する販売方法になります。

ーーー:去年(2013年)、ヨドバシアキバのイベントスペースを通った際に「すごいなー」と見て通り過ぎました。

M係長:(2013年)6月16日にイベントをさせて頂きまして、その時は私も居ましたよ。

ーーー:そうなんですか!

M係長:そもそも、あのイベントからこちら(松本イズミ)の方へ進んでしまったようで(笑)

ーーー:(笑)

 

【松本イズミさんの展開】

ーーー:キャラクターの全国展開と周知は大変ですよね。

M係長:我々の場合は企業イメージもありますので外れる訳にも行きませんし、工具の市場の方も考慮するとなおさら厳しいものがあります。

ーーー:その辺りバランスが難しいですね。

M係長:ええ。ただ、そもそも社内外で賛否両論があったというのは良かったですね。議論が出ないものは危ないですので。社内で話題にならない事が社外で話題になる事はないよね、という意味では今回(松本イズミ)は面白かったですね。

ーーー:まだしばらくは手探りで進めて行かれるのですね。

M係長:そうですね。(パソコンをで資料を探しつつ)松本イズミは去年の3月27日にスタートしていますね。あとゴルゴ13とのコラボもありました。私(M係長)の中で面白かったものは、スラッシュドットジャパンで話題になっていた事ですね(笑)

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(参考)スラッシュドットジャパンでの記事

M係長:他にはニコ動のトップに2時間ほど表示された事があります。(笑)

ーーー:えっ!

M係長:おたくま経済新聞さんのニュース経由で表示されたようです。他にもヨドバシさんからの取材で米紙のWSJに取り上げられたりとか、地方TV局で3分半間ほど特集されたりしました。社内とライオン堂さんには痛自販機もありますね。

 

 

Twitter&Facebookをフォローしよう!

今回の話で分かったのは『「松本イズミ」というキャラクターのTwitterはM係長がしている訳ではない』と言う事だ。その為、M係長も知らない間に色々とツイートされてあたふたとしてしまう場面も多い様だが、端から見ているユーザーとしてはそのやり取りが面白かったりする。また、今後も色々と隠し球があるようなので秋以降も要チェックだ。

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こちらは2014年9月1日の公式サイトの様子。重大発表があるらしいぞ!(http://www.izumi-products.co.jp/products/izumi/

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こちらはTwitterだ。@matumoto_izumi

 

シェーバーは可愛すぎて使えない、という罠が待ち構えていた!

今回、取材に伺った際に電動シェーバーを頂いてしまった。これ、限定のヤツですよね? 本当に良かったのか不安になるが、取材で頂いたと言う事は皆さんに紹介するしかない! と言う事で紹介しよう。こちらが萌えシェーバーVol.2だ!

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裏面はこんな感じ。

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充実の三枚刃! デフォルメの松本イズミさんも可愛い!! 中を開けると…。

rp_P7020034写真が暗くて分かり難いかもしれないが、おへそに当たる部分にスイッチがある。ヒゲを剃る際に毎回ちょっと恥ずかしい思いをしてしまうが、顔も緩んでヒゲもしっかり剃れるかも?

rp_P7020036このように特製スタンド(今回のスタンドは実際の製品に同梱されていたものと異なります。写真は取材時の特別仕様のものとなりますのでご注意下さい。)に立てかけておいてみたぞ! これは毎朝髭剃りが楽しみになってしまう。また発売等の情報が入ったらサイトで取り上げて行くので、この画像をみて欲しくなったあなたは要チェックだ!

 

【企業情報】
■企業名:株式会社泉精器製作所
■本社所在地:長野県松本市大字笹賀3039番地
■東京営業所:東京都中央区新富1-6-7
■サイト:http://www.izumi-products.co.jp/
■松本イズミ:http://www.izumi-products.co.jp/products/izumi/
■Twitter:@matumoto_izumi