「こういうのがいい」劇中の雰囲気そのままの西山潤さんと田中美麗さんへの特別インタビュー

2023年10月某所で行われた「こういうのがいい」(2023年10月29日より、毎週日曜深夜0:55~放送中 ABCテレビ、DMM TVにて同時独占配信中、TVerで見逃し配信中)に出演中の村田元気役・西山潤さん、江口友香役・田中美麗さんにお話を伺った。

 

エッチも気楽にできて束縛のない自由なトモダチ関係⁉

双龍氏によるコミックを原作に実写ドラマ化した『こういうのがいい』。オンラインゲームのオフ会で出会った二人が、恋人関係のような束縛がなくても、精神的につながることができる気楽な関係性「フリーダムフレンド(フリフレ)」として日々を送る…という一見すると夢のようなストーリーが展開していく! 現在、そんな関係性に何となく気づきはじめた周りの同僚や家族との意識の違いがちょっぴり見え隠れ⁉ そんな興味深い作品について連続ドラマ初主演となる西山潤さんと田中美麗さんにお話を聞いた!

まずは、今作でフリフレの起点となるお話から。村田と友香のようにオンラインゲームやSNSだけのやり取りでお互い理解しあうことについて、お二人はどう感じていたのだろうか。

西山「村田と友香のように、オンラインゲームという共通の趣味でつながっていて、その趣味の深い話もできるようになっていたとしたら、その話題から相手のことを理解することも可能かなって思いますね。この作品は、エッチな作品と聞いたうえで原作を読ませていただいたのですが、読み進めていくと二人の日常がゆったりと心地よく描かれていて、エッチなシーンはアクセントなんだなって感じたんです。日常マンガとしての魅力を感じましたね」

田中「確かに最初に読んだときはとてもエッチだ!と思いました(笑)。友香はエロに貪欲でゲーマーとして配信者もしている女の子ですが、私自身は、どちらも知らない世界で…。マンガ原作を実写化するドラマへも初めてのことでしたので、とにかく朝から晩まで原作を読み込んで“友香になりきっちゃおう”と髪もピンクに染めて役に臨みました」

と、なみなみならぬ意気込みで本作に挑んだようだ。

本作が初共演というお二人に、“ドラマの共演もオフ会みたいなものですか?“と思い切って聞いてみたところ、お二人から「うーん、それはちょっと違うかなあ(笑)」と言われながらも、初共演の印象を時に少し照れくさそうに語ってくださった。

西山「台本の読み合わせでお会いした時に、田中さんがあまりにも緊張していて、まったく目を合わせてくれなかったのを覚えています(笑)。でもクランクインの日にベッドシーンの撮影があって、お互いさらけ出せたかなって思いますね。現場はすごくいい雰囲気でした」

田中「最初はすっごく緊張していたんです。西山さんは第一印象から、その雰囲気は変わらないままですが、お芝居やたたずまいはとても勉強させていただいて。撮影が始まると、あっという間で、すごく充実した撮影期間でした」

西山「フリフレについてとか、けっこう深い話もしたよね」

田中「そうそう。私は最終話のシーンが本当に好きで、素直に“こういうのがいいな”って思っちゃいました」

今後の村田と友香の関係性はどこまで続くのかを、お二人に予想してもらうと、

西山「村田と友香のフリフレ関係はこのまま続くんじゃないかな?」

田中「でも真面目に考えてみると、フリフレ関係は20代後半までかも」

西山「えーさみしいこと言わないでよ(笑)」

田中「えへ♡」

と、まるで劇中から飛び出してきたような村田と友香のようなお二人のやり取りも。最後に、最終話に向けての見どころも伺うと、

西山「村田の周囲では、上司の今下伊好(演:岸明日香さん)からの誘惑や、拝島(演:ほしのディスコさん)とのやり取り、新人社員の徳子(演:冨手麻妙さん)の登場など、職場での関係性にも注目していただきつつ、おいしくご飯食べるシーンも楽しいので、ゆるーい気持ちで気楽に楽しんでほしいです」

田中「終盤にかけて、ふたりのフリフレ関係は三大欲求だけじゃないっていうところも見どころです。それと、オープニングのタイトルバックもぜひ楽しんでください!」

と力強く話してくれた。

オンラインゲームのオフ会などに参加した人にとっては、もしかしたら「ありえるかも…?」な展開をドラマ化した『こういうのがいい』、二人のフリフレ関係はどうなってしまうのか⁉ ぜひ最後まで見届けたい!

 

(C)双龍/集英社・ABC
<西山潤>スタイリスト/李靖華 ヘアメイク/長野一浩(MARVEE)


【番組概要】

〈放送情報〉
2023年10月クール毎週日曜深夜0時55分放送スタート
(DMM TVにて同時独占配信、TVerにて見逃し配信)

【キャスト&スタッフ】
■出演:西山潤、田中美麗 他
■音楽:小山絵里奈
■原作:『こういうのがいい』双龍(集英社 ヤングジャンプ コミックス刊)
■脚本:三木康一郎
■監督:三木康一郎、小林和紘(FCC)、雨宮由依(FCC)
■企画・プロデュース:清水一幸
■プロデューサー:川村未来、溝口道勇(FCC)、郷田悠(FCC)
■制作協力:FCC
■制作著作:ABC
■番組ホームページ:https://www.asahi.co.jp/kouiunogaii/

 

この記事を書いた人

黒井 日夏
黒井日夏です。秋葉原は土日祝日のどこかで出現しています。最近はぶらりと遠征に出かけて写真レポートをアップしたりします。東京在住。