KPF2023会場よりレポート!(北九州まで来ちゃったよ!)

入場無料のアニメイベントと言えば北九州ポップカルチャーフェスティバル(以後、「KPF2023」と記載)だ。ステージも後方なら当日無料で見れて特別協賛がいいちことアルコールもイベント内で配布される大人も子供も楽しめるアニメイベントの様子をお伝えしていこう。

 

九州最大のアニメイベント!…なのに入場無料!

東京近郊ならAnimeJapan、西日本最大級とくれば京まふ、とアニメイベントがある中、九州最大にして無料で楽しめるアニメイベントと言えば北九州ポップカルチャーフェスティバルだ。KPFの魅力は何といっても入場料無料、ステージ観覧も後方なら無料、と九州最大のアニメイベントにもかかわらず無料で楽しめる財布に優しいイベントとなっている。もちろん、他にも特別協賛にいいちこが入っており、イベント会場内でアルコールの提供もあり、フードコートも完備するなど一日いても飽きないイベントとなっている。そんなイベントの様子をお伝えしていきたいと思う。東京から北九州にきて一日はKPF2023に来て楽しみ、残り1日は北九州観光で楽しむことが可能なので、ぜひ来年以降は北九州以外のところからの参加者も増えてほしい。

会場に入ると、まずはステージがあるのがKPF2023の特徴。いきなりの大音響やいきなりのトークショーでわくわく感が最高潮になる。こちらは2日目の9時から行われたオープニングイベントのワンシーン。入口入ってこれは高揚するにきまってる!

ステージは9時から始まるがブースなどのあるメインエリアへは10時の入場となる。1時間で外まであふれるくらいに行列が連なっていた。そして10時になった瞬間、会場へとなだれ込む人の列はこの手のイベントでは定番の光景だ。

それではKPF2023で気になったブースから紹介していこう。

 

KPF2023行政関連ブース!

KPF2023では行政がブースをだしている。確認できたのは北九州の夜景をPRするブース、北九州市文化企画課、北九州市上下水道局下水道部が確認できた。本イベント自治も北九州市が開催していることもあり、他のイベントではなかなか見ない展示となっている。夜景をPRするブースでは夜景クルーズのPRをしていた。ほかにも小倉城など夜景スポットの冊子を配布していたりと、北九州の夜の楽しみが分かるようになっている。

下水道部のブースでは銀河鉄道999のマンホールのふたなふぉ、マンホールのふたシリーズが展示されている。

文化企画課では現在連載中の北九州出身漫画家の応援やPR、他に2023年10月より放送していたブルバスターにもかかわっているようだ。

また文化企画課のブースではその場でペン入れをする様子をライブ映像で見せたりと楽しませてくれる。しかも書いているのはBLというのだから、なかなかすごい!

また松本零士先生の生まれでもあるので、今回は追悼メッセージを書くパネルも準備されていた。

メッセージボードは翌日のものとなるが、初日には市長からのメッセージもあった。

またブースには色々と展示もあった。

 

地元企業ブースもなかなか楽しい!

続いては地元企業ブース。京まふなどではコラボブースが多い中、地場の企業で会場へ来る方へPRを行う企業が出店をしているようだ。今回はユキモン(アイス)、いいちこの両ブースで堪能してきたので紹介を。最初はユキモン。アイスのお店だが、門司港ビールアイスが!これは是非食べねば!

ビールアイスは一口目、ちょっとザラっとした感じがあったが、食べ始めると滑らかでかすかなビールの風味というか苦みのないビール味とでもいえばいいのだろうか。アイスとして成立してて面白かった。そしていちこ。麦焼酎いいちこのいい茶割のいい茶こなどが無料で試飲できる。そのためタイミングによっては行列が!

そして私も2杯頂くことに。1敗目は西の星ソーダ。大分産のべっぴんレモンがいアクセントで飲みやすい。

続いてはいい茶こ。こちらは無難にお茶割って感じでスタンダードにしたい印象を受けた。

ブースには10分滞在出来て、谷山さんの自宅っぽいスペースなどもありファンも楽しめる場所になっていた

 

若松競艇はリコリスコイルカップを実施!?

地元企業という点でもちょっと異色なのが若松競艇。ウマ娘が先に有名になってしまったが、競艇も若者層の取り込みに注力をしている。以前はモンキーターンなどの漫画で一時的に有名にはなった競艇だが、最近はちょっとウマ娘に押され気味。そんな中、若松競艇は独自でまさかのリコリス・リコイルカップを2023年12月に開催!しかも舟券を購入すると抽選でグッズが貰えるなど競艇ファンじゃなくてもちょっと行ってみたくなるイベントとなっている。なお、舟券購入が必要な為未成年は参加できない点だけ注意しよう。

実際に市内を走っているラッピングバス

バス車内

リコリス・リコイルカップでの概要

リコリス・リコイルカップで当たるかもしれない景品

詳細に関しては若松競艇のサイトhttps://www.wmb.jp/)の特設ページhttps://lycoris.wmb.jp/)を見よう!

 

スターフライヤーは今年は進撃の巨人コラボ!

北九州の航空会社と言えば黒い機体でおなじみのスターフライヤー。去年はタイバニコラボだったが今年は進撃の巨人コラボ、ということでこの4人が一堂にそろうのはKPFの会場のみという。

そして、色々とグッズと販促物も配布していた。こちらは進撃の巨人ラッピングの飛行機モデル。現在監修中でもう少し発色等を調整して販売されるとの事だ。

 

KPFは飲食がすごい!

特に食事がすごい。まさか展示場内で煙を上げて焼くとは思わなかったが、佐賀牛からホルモン焼きそば、大分から揚げなどキッチンカーと屋台で職をサポート! さすがにイベント系の出店が多いが下手なコラボとかではないので、地元が認める食事を手軽に食べれるのはポイント高し!

もちろん、入場無料ということは出入り自由なので、小倉駅前の商店街等で食べてきてもOKだ。ラーメンにうどんと地元フードを楽しめるのもこのイベントの良いところだ。

 

他、気になったブースを一気に紹介!

アニメ系ブースのほとんどは展示のみで配布等は無し。唯一SAOのアプリゲームのブースで色々と配布をしていたくらいだろうか? そういう点ではAnimeJapanや京まふとは一線を画すというか、もう少しアニメ配信会社が力を入れてチラシなどを配布するとさらにイベントっぽくなる気がする。唯一BS11がイベントっぽい感じだったかな?といった雰囲気。NHKは地元の局でのブース出展ではあったが、さすがといった感じ。専門学校の日本工学院と代々木アニメーション学院は定番で出展しているのはうれしいところだ。

とまぁ、KPF2023のイベントの概要をさっとお伝えしたがどうだっただろうか? また来年も開催してくれるはずなので、九州在住のアニメ好き山口県の九州寄りの人は是非参加してみると楽しいだろう。そして、イベント内でお酒が飲めたり飲食が出来てゆるーく楽しめるのはKFP2023だけなので、通常のイベントに飽きている人はぜひ来年は北九州でアニメイベントの後、夜景と船と美味しいもので堪能してほしい。

 

【イベント概要】
■イベント名:北九州ポップカルチャーフェスティバル
■■開催期間:2023年11月25日・26日
■開催時間:
・ステージ:
【25日】9:00~19:30
【26日】9:00~18:50
・物販/出展:
【両日】10:00~17:00
・小倉駅JAM広場:10:00~
■開催場所:
・西日本総合展示場新館
・あるあるCity
・小倉駅JAM広場

■特別協賛:いいちこ
■協賛:
・BOAT RACE 若松
・モンスターストライク CUBICSTARS
・ジャパン・リート・アドバイザーズ(株)
・NPO法人 北九州物産振興会
・味のマルタイ
■サイト:https://www.ktqpopfes.jp/2023/