『戦国妖狐 世直し姉弟編』Anime Japan2024 ABCブースステージ

『戦国妖狐 世直し姉弟編』は、絶賛放送中の疾風怒濤の戦国バトルファンタジー。ABCアニメーションブース内のステージでは、人嫌いな仙道・迅火役斉藤壮馬、人間好きの妖狐・たま役の高田憂希、武者修行の旅をしている武芸者でたまと迅火と旅をする真介役の木村良平の3名が登壇した。

 

アニメ『戦国妖狐』たまの世直しラジオ!AJ出張版

ステージは「アニメ『戦国妖狐』たまの世直しラジオ!AJ出張版」と称した公開ラジオ風のイベントになっており、ラジオでもMCを務める高田が「皆さん、こんにちはー!」と明るく登場。その後、高田に呼び込まれ、迅火役の斉藤と真介役の木村が登壇。ステージと観客の近さに驚きながらも、ハイテンションなトークがスタート。先行上映会以来、久しぶりの3人でのステージとなったそうだが、斉藤は「たまの世直しラジオ!」にも既に登場したとのこと。一方の木村は呼ばれていないことに「俺けっこう出てるのになんで!?」盛大にツッコミ。現在11話まで放送されていることで、最新の相関図をおさらい。先行上映会のときとは打って変わって、色々なキャラクターに触れながら話が進んでいく。高田は「くずはが実はたまの母親だったんですよ!」と、謎だったキャラクター同士の関係性が明らかになったことに言及。斉藤は、上映会の時にも気になっていたキャラクターの道練が、話数が進んでもお気に入りのようで「道練演じる稲田さんの演技に触発され、自身の叫びもどんどん引き出されていっています」とアフレコを振り返えった。

次に、戦国妖狐のスタッフが厳選したシーンについてトークは進んでいく。最初に選ばれたのは、美しい精霊転化のシーン。高田が「何度見ても美しく、迫力満点のシーンですよね」と惚れ惚れした様子を見せると、斉藤は「ここのシーンには本当にスタッフさんの愛と情熱がいっぱい詰まっていますよね!」と続く。木村も「アフレコの時には映像がここまで出来上がってないので、完パケを見るのがいつも楽しみなんです」と映像のクオリティーにも太鼓判を押した。たまが色っぽい吐息を漏らすシーンにかけて、斉藤演じる迅火のシーンも披露されると、斉藤は「実はこの吐息は台本にはなかったのですが、テストの時にやってみたら”おもしろいね!”となり現場で採用されたんですよ」と裏話も飛び出した。
2つ目は、戦国妖狐の公式が打ち出した神回=第7話に登場する灼岩のラストシーン。木村は「原作をなるべく読まずに挑んでいるので、台本を読んで本当に驚いたんです」。イベントの演出上、映像を見ながらトークしてほしいと伝えられていたそうだが、キャストにとっても強い思い入れのあるシーンとういうこともあり、斉藤は「見入っちゃうので、話しながらは無理ですね!」と思わず白旗を振ってしまった。高田から「そうですよね」と相槌が入ると、木村から思わず「静かにして!」と野次が飛び、会場からはその真剣な様子に笑いが起こった。

最後に、第8話以降のいわば「闇堕ち」した真介の烈深や荒吹とのシーン。木村はしみじみと「このふたりの縁(えにし)を感じるシーンですよね」とポツリ。斉藤も「真介の表情が今までと違いますもんね」と、今までの過酷な道のりによって変わった表情もアピール。続いて「この2人には、敵と味方という単純な言葉だけでは括れない関係性が秘められているんです」。高田も「2人がだんだんと変化していくのもですが、これからまさに決着がつくシーンでこれからの展開が気になりますよね」と深く頷いた。

木村は改めてキャスティングに対して「叫びがうまい人が集まっているのがいいですよね」。斉藤も「汗ダラダラになりながら収録もして。何回もトライさせていただいて、色々とやり方を試したシーンもあるんですよ。良平さんがその挑戦に対して、アフレコの後に珍しく褒めたメッセージをくださったんです。「この3人で収録できて今年1ゾクゾクした」っていうメッセージがきたんです!」とまたしても暴露されると、木村は立ち上がって「おい!やめろ!」と照れくさそうに思わず椅子から立ち上がってツッコミ。12話の予告が放映されると、思わず会場から拍手が巻き起った。高田は「ついにそれぞれの戦いの決着が着くのか!?というところが注目ポイントになっています。そして、あの山の神が本格的に動き始めるのですが、一番怖いところなんです」と、最終話の見どころをアピール。細やかなスタッフからの愛を感じる作画に「たまの耳ファンもいらっしゃると思います!」と高田が自信たっぷりに伝えると、木村がピシッと手を挙げ、自らファンであることを告白し、会場が笑いに包まれた。

終始テンポの良い会話で進行していった戦国妖狐ステージ。楽しい時間もあっという間に過ぎ、高田から「皆さん、ステージ楽しんでいただけましたか?」と呼びかけられると、会場は万雷の拍手に包まれた。最後に木村は「原作の良さを引き出せるアニメに仕上がっています。皆さんと同じ目線で僕も楽しんでおりますので、最後まで一緒にお付き合いいただけましたら幸いです」と深く頭を下げた。斉藤は「一原作ファンの自分が、縁が繋がって迅火の役を演じられて嬉しいです。物語も1つのクライマックスに向かって盛り上がっていて、魂を込めて作っていますので引き続きオンエアでお楽しみください!」と笑顔を見せる。本日MCも務めた高田は、「始まってからは皆さんのお声を、ラジオに届くメッセージでも直に感じながら、毎週一緒に楽しみながら見れることがとても嬉しいです。放送中の世直し姉弟編が1つのクライマックスに向かって進んでいっています。最後まで盛り上げてくださると嬉しいです!」と締め括った。

『戦国妖狐 世直し姉弟編』スペシャルステージ
※2024年3月31日までご視聴可能

https://www.youtube.com/live/Fp-x3JmNUgI

 


【概要情報】
■イベント名:『戦国妖狐 世直し姉弟編』
■時間:13:30~14:10(40)
■出演者:
・斉藤壮馬(迅火役)
・高田憂希(たま役)
・木村良平(真介役)
■作品サイト:https://sengoku-youko.com/

【作品情報】
■作品タイトル:『戦国妖狐 世直し姉弟編』
■放送開始日時:2024年1月10日(土)よりTOKYO MX、ABCテレビ、メ~テレほかにて放送中
■公式サイト:https://sengoku-youko.com/
■公式X:@sengoku_youko

(C)水上悟志/マッグガーデン・戦国妖狐アニメ化事業部