【31日まで!】ポケット・ミステリー全点展示が早川書房で開催中!

rp_PA2700202013年10月26日(土)から早川書房で開催されている「ポケットミステリー 全点展示会」に行って来たのでお伝えする。

 

Twitterで見つけた情報で早速行って来た!

早川書房のTwitterアカウントをフォローしていたら、本日(27日)のツイートに下記のツイートが流れて来た。

という訳で、早速伺ってみた。

 

会場は写真撮影自由にOKな楽しい展示会

会場は早川書房のビルの2階になっているが、秋葉原からだと少し遠い。行き方は最後に掲載するが、会場となっているビルは1階に喫茶店が入っているので分かりやすいだろう。ビルの出入り口にはこのように今回のポケミス全点展示会の案内が掲げてあった。

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入場時間や開催期間は下記の通りだ。正確な情報は早川書房のサイトにあるニュースリリース(http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000689)で確認して欲しい。

[ハヤカワ・ミステリ全点展示会 詳細]

日時:2013年10月26日(土)~10月31日(木) 13:00~20:00(土・日は10:00~18:00)
場所:株式会社早川書房 本社ビル 2階
(〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-2)
入場料:無料

早川書房のサイト ニュースリリースより転載

ビルの入口を入ると廊下が続くが、そのまま進んで行こう。懐かしいピンクの電話が見えたら左に曲がろう。

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曲がると下の写真のように階段に案内されるのでそのまま進んで行く。

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一瞬、立ち入り禁止の文字で「間違えたか!」と思うかもしれないが、そのまま進むと階段が見えるので上に上がって行こう。

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階段を昇りきると全点展示展が見える。脇には花が届いていた。

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会場には所狭しと本が並べられていた

会場には1953年から2013年まで発行された全てのポケットミステリーが展示されていた。入口で手荷物を預け、早速中の展示を見て回った。

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手荷物を預かる旨の掲示

展示は1953年から順に展示されている。年代の変わり目にはその年代に起こった出来事などが紹介されている。

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本の表紙で分かるその時代のブーム?

表示を全部見て行ったが、基本的な表紙はこのようなイラストのものだ。

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ところが、特定の時期には表紙の傾向が変わっているのだ。こういう発見が出来るのも面白い。ポケットミステリーをリアルタイムで見ていない世代にとっても楽しめるポイントだ。

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この時期は洋画テイストな人物が目立つ

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こちらは2000年代でも最近のものと思われる。テイストが完全に変わって来ている。

さらには、展示の中には特装の本もあった。これだけ展示されていてこれ1つのみというのも面白い。

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展示以外の掲示物も目を引く内容が沢山

本のみを展示してあるだけでは流石にあまり面白く無いと思ってしまう所だが、最近のラノベのタイトルが長い傾向にあったが、それに合わせるかのようにポケミスのタイトル文字の調査結果などが掲示されている。

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最長は18文字との事だ。他にも厚さや刊行点数の多い作家など、Wikipediaに今後掲載されそうな情報もまとめて掲示されていた。他には今までで売れた上位20が発表されていた。

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BEST20の一部の表紙をご紹介

それでは、折角なので上位20のうち5位までの表紙を紹介しよう。

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第5位 007号/女王陛下の007号

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第4位 わたしを愛したスパイ

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第3位 007号は二度死ぬ

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第2位 ゴールドフィンガー

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第1位 サンダーボール作成

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全て007シリーズのようだ。さすがスパイものは強い、といった所だろうか。ちなみに、タイトルの横に振ってある番号が発行順だ。

 

会場の様子はこんな感じ

さて、会場全体の様子だが、このような感じだった。結構閲覧者が多く訪れていたので少し驚いた。世代も20代はほぼ見かけなかったものの30代以降はまんべんなく訪れていた印象だ。

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そして、自由に触れてもOKのコーナも存在!

通常、この手の展示会では見るだけなのだが今回は実際に立ち読みOKのコーナーが併設されていた。しかも、本が古いのまで実際にさわって読めるとあって熱いファンの方が訪れたりしていた。

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私も本を一冊手に取って読もうと開くと、ペリペリペリと音が!『こ、怖い。これ新刊なの!?』と気になってこれ以上開けなかったが、年代を感じる装丁やシミなどもあり、歳を経て来た歴史というか重みというか思いというか。そういうのが感じられる本を触れるのはココだけかもしれない。

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さて、行き方は?

今回の早川書房の「ポケットミステリー 全点展示会」だが、早川書房のビルで行なわれている。一番近い駅は神田駅、または淡路町/小川町の駅となるが、ココは秋葉原駅からの経路とお伝えしよう。

まず、万世橋を渡りmAAchの横を抜けて靖国通りの陸橋(下写真)を目指そう。

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この陸橋の側にある吉野家とファミリーマートの間の道路をまっすぐ進もう。

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まっすぐ進むと信号を超えた先、左側に1階が喫茶店の早川書房のビルが見えるので、そこが会場だ。

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開催期間が2013年10月26日(土)〜10月31日(木)までと短いため、今日間に合えば訪ねてほしい。

 

【詳細情報】
・イベント名:ハヤカワ・ミステリ全点展示会
・会場:株式会社早川書房 本社ビル 2階
・住所:東京都千代田区神田多町2-2
・開催時期:2013年10月26日(土)~10月31日(木)
・開催時間:13:00~20:00(土・日は10:00~18:00)
・入場料:無料
・サイト:http://www.hayakawa-online.co.jp/
・Twitter:@Hayakawashobo