早朝メイドカフェに突撃! そして失敗!!! そこで『メイドカフェ』という存在を考えてみた


zp_P2180002秋葉原に住んでいて、ご近所でこんなイベントがあると前日に気づいた当サイトの記者。せっかくなのでと近所の強みを生かして早朝メイドカフェに行ってみた! …だったはずなのだが、どーしてこうなった!? その顛末から『メイドカフェ』というものを改めて考えてみた。

 

忙しいのはわかる! けど、飲食店の最低限は守ろう!!

今回訪ねたのは外神田5丁目にあるトリオンプというレンタルカフェスペース。基本的な営業はメイド喫茶なのだが、店舗自体をレンタルスペースとして貸し出しており、土日祝などはいろんなイベントスペースとして利用されている。さて、そのトリオンプで今回開催されたのが『早朝メイドカフェ』なるイベントだ。2015年2月18日の朝の7:30〜10:00までの営業となっており、日本残業協会が開催した模様だ。

zp_nza

日本残業協会のサイトより転載(http://zangyou-kyoukai.com/news/950.html

当日、ご近所を通ると行列ができている状況でもなかったので早速入店! 入店時間が7:55ごろだった。写真は当日の様子だ。

zp_P2180003 zp_P2180002店内は朝8時にもかかわらずほぼ満席と大盛況。相席はちょっと朝から辛いので空いていたカウンター席を指定して座ることに。これが悲劇の始まりだった。店内は撮影禁止だろうと思い撮影はしていないが、店内を軽く見渡すと7:30オープンにもかかわらずテーブルに食事が並んでいないところがちらほら。カウンターに座ったので目の前で忙しく調理している様子も見える。この時点で「これは多分無理だな」という予感があったものの座って待つことに。

 

オーダーを取りに来ていないことに気づく最後のチャンスを逃す!

しばらくして、突然メイド2名による襲来があった。まず一人目が注文をまだ取りに来ていないにも関わらずコーヒーを持ってきた。「この店はセットメニューが固定なので、席に着いたら勝手にオーダーが通るのか」と思いつつもオーダーも取りに来ていない事を考え、届いたコーヒーは飲まずに放置することにした。続いて二人目が水(お冷)を持ってきた。多分、今回気づくならこの時点が最後のチャンスだったのだろう。「水がない=オーダーを聞いていない」という気配りができれば問題は発生しなかったのだろうが、ここでも水を置いて去っていった。この時点で8:13分。すでに約15分経過しているのに食事が出てこない。「無理だ」と諦めを感じてしまった。写真はカウンターに伝票もない状態で置かれたコーヒーと水だ。

zp_IMG_3335

この時点でオーダー確認すれば良かったのだろうが、店内は大忙しでメイドはすぐに別の場所に。声をかける暇も余裕もチャンスも無いまま時間だけが過ぎていく。予備知識として30分で一旦終了となるシステムは知っていたので、8:25を過ぎたあたりで忙しいところ申し訳ないがカウンターで調理に夢中だったスタッフに「オーダーも取りに来ていないけど、大丈夫なの? オーダー入ってるか確認してもらえる?」と確認。するとやはりオーダーは通って居ないとの事。「朝の仕事前に食事を」と思って30分前に来ていたのでこれ以上待つこともできず、仕方がないのでそのまま退店。これが今回の早朝メイドカフェで起きた一部始終だ。

 

多くの人は楽しんでいた模様なので良かったのだが…

さて、Twitter等のまとめサイトを確認すると『早朝メイドカフェ』は概ね好評だったようで、不幸を貰ったのは記者のみであった様なので良かったと言うべきだろう。今回の事件はその日の夜にTwitterにてスタッフの一人と思われる方からツイートが届いていたので掲載しておく。

カウンターに居たので中のスタッフが大忙しで働いていた点は分かっている。それ故に特に何も感じないのだが、今回の件で記者の中で「メイドカフェが苦手」と思う理由が少し整理できたので問題点として挙げておきたい。もちろん、異議がある方は多いだろうが「一つの視点」として読んでいただければ幸いだ。

飲食店なのか、イベント営業なのか

今回感じたのは、「メイドカフェ」はイベント営業店舗なのか、飲食店舗なのか、という基本の営業スタイルを考慮して楽しむ必要がある、という事だ。多分多くの人は「カフェ」や「喫茶店」と名前がつく通り「軽食がまともに食べることができる店」として認識していると思われる。その思い込みのまま「メイド衣装を着たスタッフが居る軽食をメインとしないイベントをメインとした(またはスナック的な)店」のメイドカフェに行けば、前提条件が違うので「値段が高い割にはカフェじゃないよ。」という類の不満が出てくる。この辺りは今後当サイトでも「食事が楽しめるメイド店」か否かを明記していきたいところだ。ちなみに秋葉原で「食事が楽しめるメイド店」といって思いつく店舗は、JAM、RMバーガー、メイリッシュ位だろうか。入場料や席料を取る店は基本スナック営業に近いと考えて良いと思われる。(例外はあるが、そこは体験して判断してほしい。)

また、一概に「飲食が楽しめるメイド店」以外が悪質かといえばそうでもない。パフォーマンス等で面白い「めいどりーみん」、一般的なイメージのメイドカフェっぽいところといえば「ぴなふぉあ」など、観光で楽しむには非常に面白くて楽しいお店だ。そもそも目的が違うのでそれぞれ共存していて良いし、イベント系の店舗はそのイベントで満足感を得て楽しむのが目的だ。(類似店舗として、アニマックスカフェの2階などもある。)

では今回の早朝メイドカフェは?

確実に「イベント営業店舗」だろう。当日食事をされた方のTwitterの写真を見ると食事もしっかりとしたものが出てきているが、スポット営業という意味でも、今回記者が受けたスタッフの教育不足による事故等を考慮しても、「食事が楽しめる」最低限ができていなかった。たった1名が満足できずにいたのを「事故」として、今後も同じ形態で開催するものOKだ。もし、また次回以降開催されるようであれば「飲食店として最低限提供しなければならないサービス」という部分を考えてからの開催してほしい、と記者的には切に願うところだ。朝の時間を有効に使うという非常に面白い試みである今回の「早朝メイドカフェ」、今度も継続されていくと面白い。是非、朝の弱い秋葉原に活気を与えてほしい。