さて、今年(2015年)の5月9日、10日は神田祭となる。2年に1回のこの祭、今年は江戸開府400年ということで今まで以上に盛り上がっている。さて、秋葉原と神田祭といえば神田明神のお膝元とも云うべき外神田という地名があるのだが、その中には12の町会が存在する。その町会を12週にわたって紹介していきたいと思う。
外神田十二睦とは?
外神田に存在する12町会をまとめて「外神田十二睦」と呼ぶ。神田祭当日の宮入の順番は外神田でまずは順番が決定し、その後12町会内でさらに順番が決まる。その順に神田明神へと宮入していくのが秋葉原で見ることができる神田祭の姿だ。神田祭の氏子は北側が外神田5丁目から南は日本橋へと多くの町会が参加する。今回、12週に渡り紹介していくのは「外神田十二睦」だ。外神田には町会が12あり、万世橋町会、旅籠町会、田代町会、金澤町会、末広町会、松富町会、栄町会、元佐久町会、五軒町会、同朋町会、神台町会、宮本町会の合計12町会だ。それぞれにその由来などを示した案内板が千代田区によって立てられている。これらを紹介しつつ各町会の位置を確認していく予定だ。
各町会、様々な繋がりがあり、また夏の納涼大会や千代田区の運動会ではそれぞれの町会が一緒になってイベント等も開催している。しかし、各町会の特色などもそれぞれあり、今回はこの千代田区の設置した町会碑を基準に見ていきたいと思う。普段「電気街」としての秋葉原しか知らないとは思うが、住民による「町会」が都会のど真ん中で生きていることも知ってほしい。
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