本日（2016年11月27日）も10時より開催のデジタルハリウッド大学の学園祭『dhfes2016』。その初日の様子を早速レポートするぞ。今日はヒーローショーが11：30〜と14：30〜の2回開催されるなど楽しみが一杯。それでは初日の様子を見ていこう。

 

『dhfes2016』開催！

秋葉原から近い大学の一つでもあるデジタルハリウッド大学。こちらの学生が開催するのが『dhfes2016』だ。日頃の成果、サークル活動の報告、研究発表の場、そして自分たちが楽しむための時間と空間。それらが集まって、来た人も、イベントを開催する人も、みんな楽しめる場に昇華していた。それではまずは会場へ入っていこう。

入口に貼ってある『dhfes2016』のポスター、好きなイラストなので大きく1枚。

持ち帰れるのか聞けばよかった。さて会場のオープンが初日は少し遅れていたのだが、その為なのかオープン待ちに約30人が受付に並んでいた。

それでは『dhfes2016』の様子とオススメ、早速教えていこう！

 

ヒーローショーは11：30と14：30から！

特撮研究会のD.Hシュトラーゼショー（ヒーローショー）の開始時間をまずはチェックだろう。こちらは本日日曜日の11：30〜と14：30〜開始だ。座席の確保も含め頭に時間を覚えつつ最初に確認したい展示だ。

ステージもしっかり準備。足元を見てもらうとわかる通りかなりのアクションが繰り広げられるという事で、子供でなくても楽しめる大人のヒーローショーになるようだ。

そしてこちらが歴戦の衣装。胸のぽっち部分はなんと光るのだ！

他にもOBの現在の活躍の様子なども資料として配布展示されているので、なかなか熱いサークルになっている。

まずは『dhfes2016』に行ったら特撮研究会の場所とショーの時間は確認しよう！

同様に「劇団デジハリ座」の時間も気にしておきたい。こちらは外から伺う事が出来なかったのだが、かなり気合の入った演劇になっているようだ。公演は12：00、15：00の2回、30分まえから入れるようなので完全にヒーローショーと重なっている。2回あるので片方づつ見る事ができる点は安心だ。

 

エアガンを体験しよう！

大人の遊戯として最近注目されているサバイバルゲーム。実際には緊張した状態で広いフィールドを走り回るなど精神にも肉体にも非常に心地よいストレスと解放感をあたえてくれる遊びなのだが、その中で使用するエアガンの試射等ができる設備を提供してくれているのがミリタリー研究会だ。

OBに現役自衛官も輩出するという驚異のサークルになっている。その為かこんなポスターもあったりと、結構本格的。

せっかくなので試射という事で銃を選んで頂き試し打ち。いつもサバゲー時はレンタルの電動ガンを使っているのでエアガン（ガスガン）は超久しぶり。

エアガン等を扱う場合には最低限のマナーとして目などを保護する必要がある。そのアイテムもしっかり準備されていた。

この距離、当たるのだろうか。

早速試射！

ちなみにこの射撃の様子はカメラを通じて廊下のタブレットに映像が送信されるという事を後で聞かされてちょっと恥ずかしかったり。

 

展示スペースのオアシス登場!?

なにも展示と言っても硬いものばかりではない。学生の祭りといえばポップコーンに綿菓子、そして休憩スペースという訳で歩き疲れた時のオアシスを2箇所紹介しておこう。最初はデジハリ文芸サークル。正統派文芸サークルで、今回の『dhfes2016』ではサークルメンバーの作品（小説等）の文芸書「MIZU」を新作として販売している。

またお子様向けか塗り絵を休憩スペース部分に準備。塗り絵や見本誌の過去発行の文芸書などを展示してあり、ゆっくりできる空間になっている。

こちらは現在基礎身体能力技術育成研究会の展示。展示というよりも売店に近いが綿菓子、ポップコーンにドリンクと学園祭らしい展示になっている。

他のお客さんのオーダーでわたがしを作っている場面に遭遇。初めてらしくちょいとなかなか難しそう。

ちょっと無理をお願いして綿菓子作らせてもうと、なんとも不格好な綿菓子が出来上がってしまった。これ、意外と難しい！

椅子等も準備されているので展示スペース巡りで疲れたらちょっと覗いてみるのも楽しい。

 

2Dと3Dの作品を堪能

デジタルハリウッド大学という事でイラストや3Dモデルを扱うサークルもある。その作品を展示している展示を紹介していこう。まずはイラストなどを展示しているBAGEL graphics。作成したイラスト等を展示している。

当日の待機スタッフによる落書きと会場で作っていたシール。イラストは手馴れたものらしくその場で作っていたのが印象深い。

続いて3D作品を展示していたのがMont Blanc Entertaiment。展示の奥のエリアには動画が上映されていて3Dモデリングされたキャラたちが動いている。

可愛いキャラでなくおっさんがおっさんらしく描かれている点にすごく真面目に取り組んでいる様子が伺える。

この映像、最後にサークル名のロゴが出てくるので完全にオリジナルなのだが、日頃の技術の向上が伺える仕上がりなのでちょっと見て欲しいサークルだ。

 

実機も展示？ デジタル創世記展

こちらは写真展となっているデジタル創世記の偉人。

ASAHIパソコンの表紙がずらっと並び、その下には関連の展示がされている資料的意味合いの強い展示だ。

1箇所、とても気になった展示があった。それがこちら。

これ実機じゃないか！

残念ながら触ることはできないのだが、実際に置いてあると展示の意味合いが変わってくる。

写真展なので派手さはないがじっくり見ておきたい展示だ。

 

VRの世界へようこそ！

こちらはデジタルハリウッド大学大学院の学生の展示。入口入って正面で開催されているVR体験コーナーだ。最近流行り始めているので最先端の遊びに気軽に触れるにはいい機会かも？

 

 

非常食、試食してみる？

最近も久しぶりに都内でも揺れを感じる地震があるなど、非常時に確保すべきの一つが「食」。その為の非常食が最近は進化している。という訳で非常食を試食できる展示がこちら！

藤巻ゼミの非常食試食会だ。非常食は重要で、避難所での生活の中での数少ない「娯楽」も兼ねるのがこの食事の時間。この食事の質、味によって避難所生活での生死を決定すると言っても過言ではない。その食事を試食できる機会はなかなか無いので、今回のこの展示は是非訪ねておきたい。

米関連はサタケの文字も確認できる。サタケといえば東京本社はこの秋葉原にあるので地元でもある。「おむすびのGABA 秋葉原店」は関連ショップの一つだ。さて、サタケの話はここまでとして、今回は3つの試食メニューを準備。悩んだ末「ミラクルマンセット」を注文。

そして届いたのがこちら。

それでは早速実食！

最初はポテトサラダ。味付けが濃いがおかずとして考えれば問題無い。芋等の歯ごたえも残しつつ保存ができる点は素晴らしいの一言。

続いて五目ご飯。少し味は薄めだが白米では飽きてしまうので主食として種類の多さは魅力だ。

今度は白米。やはり基本の状態となる白米は「日常」を感じる上で非常食としては重要な位置付けになる。水加減が間違ったのか少し固めだった。

こちらは牛飯。肉まで一緒に非常食として作り込まれているのに驚き。さらにこちらは味が若干他より濃いめでストレスを強く感じ味覚が鈍った時にしっかりと食事を印象づけてくれそうだ。

最後はおかずのきんぴらごぼう。こんにゃくを含め全て保存食として存在する。味も濃いめで白米との相性はばっちりだ。

最後はクッキー。避難生活中意外と困るのが嗜好品。例えばお酒、タバコ、そして甘いもの。日頃如何に無意識に摂取しているか分かるのが避難所生活中だ。その中で甘いものが提供されるというのは心強くもあり、また糖分等による脳へのはなら気掛けで正常な判断をあたえてくれる重要な食事になる。こちらも保存食だがサクサク感と甘さが嬉しい一品になっていた。

他の「ミラクルワンセット」「ミラクルガールセット」も気になるので、『dhfes2016』へ行ったら4階の非常食の試食もチェックしておこう！

 

学園祭といえばやっぱりフード！

学園祭といえば出店も魅力の一つ。4階のカフェテリアにはそんな出店が集合していた。そのうち3箇所を紹介していこう。

最初は秋葉原文化研究会のホットドッグ。行った時間が早かったのか1番目のオーダーになってしまった。

まだ焼いていなかったようで、ソーセージをホットプレートで調理。パンはしっかり準備されている。

しばらくするとソーセージがいい具合に焼けてきた！

それをパンに乗せて

はいお待ち！

ケチャップとマスタードはかけ放題だった。

続いてはお隣にあったカレッジライフデザインのたこ焼き。たこ焼きパーティー経験者としてはウズウズする。

くるくる、ジュワー、「あ、これ失敗！」などの声が聞こえてくるのが学生生活を堪能しているようで凄く悔しい思いで見てたのは内緒だ。

できたのがこちら。まだ鰹節がかかって無いのだが綺麗な出来上がりだ。

そして一番意表を突かれたのがココイチの出店だ。お店のスタッフにデジタルハリウッド大学の学生さんが居るようで、その縁での出店らしい。普段は頼め無いチーズカレーを注文。

さすがプロ、手際がいい！ そして知らなかったのだがココイチ関連の商品も販売していた。ブタメンのココイチ味とか知らなかったんですけど！

そんな訳で、カレーとたこ焼きを食べる。

いただきます。まずはたこ焼き。中まで焼けててしっかりたこ焼きになっていた。

そしてカレー。チーズがとろけて口の周りにカレーが付くアクシデントもありつつ、ココイチのカレーなので言わなくても分かるだろう。

そしてふと思いついてしまったカレーインタコ焼き！

実際に食べたら目から鱗！一回チャレンジしてみるべきかと！

 

スタンプラリーは手強い！？

さて、会場に入る際にパンフレットをもらうのだが、最後のページにスタンプラリーの台紙があるのにお気づきだろうか？

これ、「全部回ってくればいいだけじゃん！」と思っていた時期がありました。実はかなり難易度高めだったのでちょっと紹介していこう。まずはミリタリー研究会、現代基礎身体能力技術育成研究会、BAGEL graphicsまでは順調に進んだのですよ。

そして藤巻ゼミの非常食試食会も無事にスタンプしてもらい、Mont Balanc Entertaimentも無事完了。この時点でスタンプラリーに関係ない展示スペースでも「ドアが開いていない」所はさすがに入りにくく、幾つかスルーしたりと「展示あるはずだけどまだ準備中かな？」という状況に。そんな中スタンプを集めるのは結構大変だったと記しておこう。それでもこれだけ集めた結果がこちら！

残り2個を残してゴールしてしまった！ という訳で、つかみ取り1回にチャレンジ！

結果、うまい棒4本でした！

そして一番驚いたのは本部のスタンプはなくて手書きだった事!!!　最後まで楽しめた『dhfes2016」だった。

 

『dhfes2016』の様子ダイジェスト

以上、初日の様子となる。本日も開催中なのでお昼を食べに今から御茶ノ水駅聖橋出口からすぐにあるデジタルハリウッド大学の『dhfes2016』へ行こう！

さて行き方だが、御茶ノ水駅の聖橋側を出て信号を見るとソラシティが見える。ソラシティの右側、エスカレーターを下るのではなく右側に回り込むと小さい入口がある。こちらからビルの中へ入ろう。

テナントのプレートを見ると3階にデジタルハリウッド大学（受付）という文字があるので確認しておけば間違いはない。

エレベーターホールから3階へ進む。

すると正面に受付が見えるので声をかけてパンフレット等をもらって『dhfes2016』を楽しみに行こう！

【開催概要】
■タイトル：dhfes2016（でぃーえいちふぇすにせんじゅうろく）
■テーマ：〜デジハリってなんで面白いの？〜
・テーマについて：
「全てをエンターテイメントにせよ」というデジタルハリウッド大学の独自性のある高j風を通して。様々なコンテンツを体験し、面白さを知ってもらいたいと思いこのテーマを掲げました。
■日時：2016年11月26日(土)10：00〜19：00／11月27日(日)10：00〜17：00
■場所：デジタルハリウッド大学　駿河台キャンパス　3F
■アクセス：http://www.dhw.ac.jp/access/
■dhfes公式サイト：http://www.dhfes.com/
■大学サイト：http://www.dhw.ac.jp/