2018年10月27日にTOHOシネマズ六本木で上映が行われた『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』。第31回東京国際映画祭の特別招待作品としてノミネートされ、2018年10月25日には監督をはじめ声優陣がレッドカーペットを歩く姿も報道されたのは記憶に新しい。その『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』の上映の前に行われた舞台挨拶の様子を紹介していこう。
新作は3部作!
第31回東京国際映画祭の特別招待作品である『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』が2018年10月27日、東京・六本木ヒルズにあるTOHOシネマズ六本木で上映された。上映に先立ち舞台挨拶があり、関智一らが登壇しトークが広げられた。
当日登壇したのは狡噛慎也役の関智一、宜野座伸元役の野島健児、そして監督の塩谷直義の3名。トークショーでは、タイトルについての話があり、監督から今回「Sinners of the System」とあり「SS」と表現している部分ではサイドストーリという側面も含めてこのタイトルを付けたとの話があった。
アフレコに先立ちシナリオを受け取った際の緊張感や感じることなどを訪ねた質問には、野島は「完成品を一回見てから収録したい」とのサイコパスのストーリーの複雑さを語っていた。
関は「脚本を受け取ると作品の重みを受け取って自宅へ持ち帰り、しばらく読まずに熟成させる」と語ると、野島も同様の事を行うと語った。「直ぐ読んでしまうとさらっと読み流ししてしまいそうで、大事な作品は直ぐには読まずにじっくりと1回読んで、その後に全体像を確認し、自分のキャラクターへとフォーカスを当てて読み込んでいく」と、作品の中へダイブしていく感覚を語っていた。
キービジュアル公開
会場で初公開となったキービジュアル。舞台上には黒幕のかかった状態で登場し、関と監督とで「せーの!」の掛け声で一気に公開となった。
公開されると会場から拍手が。こちらは3作品まとめてキービジュアルとなっている。各作品のキービジュアルも準備されており、それらには公開日も記載されているとの事で登壇者全員後ろ向きで各キービジュアルを眺めていた。
Case3に関してはこの日も現在作成中という事で、初公開となるキービジュアルのCase3では白い線画だが、3作品まとめてのキービジュアルではカラーとなっており、色々と憶測が飛び交っていた。その中でも「怨讐の彼方に__」のタイトルに関しては、菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」という作品を読んでおくとさらに楽しめるとの事なので、チェックしておこう。(青空文庫で公開されているので、忙しい人はこちらから。)
『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』は2019年1月25日(金)より連続公開予定となっている。いまから公開日が楽しみだ!
【作品概要】
■作品名:『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』
■上映日:2019年1月25日(金)より連続公開
■CAST:野島健児/佐倉綾音/東地宏樹/有本欽隆/関智一
■STAFF:
・SSストーリー原案・監督:塩谷直義
・脚本:吉上亮(Case.1)、深見真(Case.2,3)
■キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、阿部恒、青木康浩
■アニメーション制作:Production I.G
■制作:サイコパス製作委員会
■配給:東宝映像事業部
■公式HP:http://psycho-pass.com/
(C)サイコパス製作委員会
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