映画『アルピニスト』ふたりで高みを目指し、支え合う…クライミング界に花咲く最強カップル!この夏はマーク&ブレットに注目!!

壮大なスケールと迫力に満ちた驚くべきアルピニストのドキュメンタリー映画『アルピニスト』が本日(2022年7月8日)より全国公開。天才肌のクライマーであるマークだが、あるとき彼は、彼の人生を語る上で欠かすことのできないひとりの女性と出会う。

 

クライミング界に花咲く最強カップル!

本作は、思わず目もくらむ、崩れ落ちそうな岩と氷の断崖絶壁をものともせず、命綱をつけずにたった独りで頂点を目指すアルピニストの姿が収められている。普段、なかなか見ることのできないような雄大な自然を背景に、体力と精神力の極限に挑むマーク。そんな彼の驚くべきフリーソロというクライミング・スタイルに、思わず手に汗握る作品だ。ロープを使わず、自由気ままに山や絶壁を登る天才肌のクライマーであるマークだが、あるとき彼は、彼の人生を語る上で欠かすことのできないひとりの女性と出会う。彼女の名前はブレット・ハリントン。彼女自身もまたクライマーとして名を馳せるアーティストであり、マークの人生を大きく変える人物となる。

ブレットと出会った当時、パーティにハマってしまったマークは、享楽的な快楽に溺れる日々を送っていた。まるで呼吸をするようにクライミングの世界に身を置いていたマークが、この時ばかりはすっかりクライミングへの情熱を失いかけていた。しかしちょうどそんなタイミングでブレットとの出会いを果たす。クライミングに情熱を傾けるブレットの姿を目の当たりにし、次第にクライミングへの情熱を取り戻していったマーク。「クライミングこそ本物だと彼は気づいたの」と語るブレットの表情は、恋人同士だけでなく、高みを目指すクライマーの同志ならではの真剣さをもたたえている。

ブレットとマークは対等なパートナーであり、クライマーとして互いを尊重し、高め合い、支え合うソウルメイト。同じ価値観を共有するふたりは、クライミングというアートを通じて、他の誰とも分かち合えない濃密で熱い時間を過ごしてきた。

ともすると天才肌で、孤高の雰囲気をかもし出すように見られがちなマークだが、その素顔は20代の若者。時には孤独に押しつぶされそうになるときも。「山の中にひとりでいると君が恋しくなるよ」「さっさと下山して君の元へ帰りたいよ」――。マークが挑む挑戦は、われわれには計り知れないような恐怖とスリルと隣り合わせだが、それゆえにブレットの存在が、マークの偉業の心の支えになっていたことは間違いないだろう。そんな魂でつながったふたりのきずなは、観客であるわれわれにも非常に訴えかけるものがあるのではないだろうか? この夏、私たちは知られざる天才クライマー、マーク・アンドレ・ルクレールの新たな伝説を目撃する。

 


■タイトル:『アルピニスト』 (原題:『THE ALPINIST』)
■出演:マーク・アンドレ・ルクレール、ブレット・ハリントン、アレックス・オノルド(『フリーソロ』)ほか
■監督:ピーター・モーティマー、ニック・ローゼン
■制作:レッドブルメディアハウス
■配給:パルコ ユニバーサル映画
2021年/英語/アメリカ映画/G/93分/ビスタ
■公式HP:https://alpinist-movie.com/
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