『薬屋のひとりごと』悠木碧、大塚剛央、小西克幸、種﨑敦美らメインキャスト登壇!「AnimeJapan 2024」ステージレポート

最終話の放送直前となる2024年3月23日(土)に、東京ビッグサイトにて開催中の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」内イベントステージにて、『薬屋のひとりごと』最終回直前!AnimeJapanスペシャルステージが行われた。ステージでは、これまでの物語を振り返り、作品の魅力を語るトークが披露された。

 

最終話がより楽しくなる!スタッフ厳選エピソードを振り返り!!

後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計3300万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメント『薬屋のひとりごと』(著者:日向夏・イラスト:しのとうこ(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)。2023年10月よりTVアニメの放送を開始し、各配信プラットフォームでは常にランキング上位に入り続けるなど、大躍進を続けている。また【TVerアワード2023】では2023年放送・配信が開始された、新作アニメ番組の中総再生回数が1位になり、“特別賞”を受賞!原作、コミカライズ、TVアニメの『薬屋のひとりごと』の勢いはまだまだ止まらない状況。最終話の放送直前となる2024年3月23日(土)に、東京ビッグサイトにて開催中の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」内イベントステージにて、『薬屋のひとりごと』最終回直前!AnimeJapanスペシャルステージが行われた。主人公・猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さん、高順役の小西克幸さん、玉葉妃役の種﨑敦美さんら4名の豪華キャスト陣が登壇。放送開始後初となるステージに大勢のファンが集結し、大歓声となった。また、ステージでは、これまでの物語を振り返り、作品の魅力を語るトークを披露した。

「最終話がより楽しくなる!TVアニメ「薬屋のひとりごと」ここに注目!」と銘打ったコーナーでは、スタッフが厳選したエピソードを紹介し、キャスト陣それぞれが物語にまつわる感想をトーク。まずは、第3話「幽霊騒動」より、恋を実らせた芙蓉妃と武官を見て、猫猫が思いを馳せる印象的なシーンを紹介。悠木さんは「この時から猫猫が小指を見ているシーンがしっかりと描かれています。最終話を観終わった後、もう一度振り返って観てもらうと、感じ方が変わるのではないかなと思います。後宮の中のこの2人の関係がどれだけ幸せなことか。ここから他の色々な恋愛の形との対比が描かれていきます。」とシーンの印象をコメンした。

続いて、第1クールのラストとなった第12話「宦官と妓女」より、後宮を解雇された猫猫が壬氏と再び出会うシーンについて、大塚さんは「猫猫が壬氏に珍しいペースの乱れ方をされている印象深いシーン。」と語り、小西さんも、「このシーン以降、壬氏の気持ちに変化を感じた。猫猫に対しての気持ちの変化があり、それと同時に壬氏の行動がおかしなことになっていく。(役と同様に)壬氏が心配だなと思って。」と冗談を交えながらコメントした。さらに、第12話では挿入歌となる「雪中花」が印象的に流れたことにも触れ、悠木さんは「12話時点での猫猫の気持ちを歌った曲です。」と紹介しつつ、「これをもう一度聴いておいてもらえると。最終話がより楽しめるんじゃないのかな……」と言葉を濁しながらも、最終話を匂わせるようなコメントを残した。

また、第2クールからのエピソードでは、羅漢が壬氏の部屋に来て昔話をする第15話「膾」が紹介された。種﨑さんは、「最初の登場では、羅漢は嫌味な感じの雰囲気だったが、23話まで観終わると、印象がまるで変わるキャラクター。」と紹介し、大塚さんは羅漢役・桐本拓哉さんとのアフレコを振り返り、「息遣いや細かなアドリブまで、喰えないような雰囲気の演技が感じられて、一緒にアフレコできてすごく勉強になったし、濃密な時間でした。」と振り返えった。物語の鍵となる第19話「偶然か必然か」は、ボロボロになりながらも壬氏を救けようとする猫猫の姿が大きな話題になったエピソード。悠木さんは第19話について、「誰であろうが救けようとする猫猫の正義感が垣間見えたシ-ン。単話だと思っていたそれぞれのストーリーが全て繋がる瞬間があり、謎解きの気持ちよさが感じられたエピソードです。」と語り、種﨑さんは「足を怪我しても向かおうとする猫猫に涙があふれてきました。」と言葉にできないような感情を伝えた。そして、先週放送となった第23話「鳳仙花と片喰」では、猫猫の父である羅漢と鳳仙の悲しい過去が描かれた。悠木さんはこのシーンについて、「思い出のシーンが綺麗なだけに残酷です。愛で狂っていく鳳仙の姿がとてもせつなかったです。」と印象を語り、大塚さんは、「先まで物語を知っていて楽しみにしていたエピソードのひとつ。アニメーションでは、羅漢の印象の変化について狙いを持って演出している。映像の見応えがすごいなと感じました。」とコメント。

これまで放送されたエピソードとともにキャスト陣のトークがたっぷりと紹介され、イベントはあっという間に終演の時間となり、最後に悠木さんと大塚さんより、ファンに向けて、感謝のメッセージが贈られた。

悠木さん「たくさんの人に愛される作品になってとても嬉しいです。今日は絶対に最終話をリアタイして観ていただいた方が良いです!お願いします。」

大塚さん「アフレコはだいぶ前に録り終わっており、放送を楽しみにしていました。作品の完成度も素晴らしく、制作陣の熱意も伝わってくる作品です。本日で最終話になりますが、ぜひ今日はリアルタイムで、最後の最後まで見逃さずに観てください。」

TVアニメ『薬屋のひとりごと』は、いよいよ本日2024年3月23日(土)24:55~より、最終話となる第24話(最終話)「壬氏と猫猫」が放送。最後までぜひお楽しみに!

 


TVアニメ『薬屋のひとりごと』作品概要

【イントロダクション】
後宮を舞台に「毒見役」の少女が、宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する、
シリーズ累計3300万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメント!

【ストーリー】
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っているという話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。
呪いなどあるわけないと言わんばかりに。美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬への執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。

【放送情報】
TVアニメ『薬屋のひとりごと』
毎週土曜24:55より日本テレビ系にて全国放送中!
*放送日時は予告なく変更になる場合がございます
*地域で放送時間・日時が異なります。詳細は各局番組表をご確認ください。
放送終了後、各種配信プラットフォームでも順次配信中!

【スタッフ】
■原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
■キャラクター原案:しのとうこ
■監督・シリーズ構成:長沼 範裕
■副監督:筆坂 明規
■キャラクターデザイン:中谷 友紀子
■色彩設計:相田 美里
■美術監督:髙尾 克己
■CGIディレクター:永井 有
■撮影監督:石黒 瑠美
■編集:今井 大介
■音響監督:はた しょう二
■音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ
■オープニングテーマ:Uru『アンビバレント』
■エンディングテーマ:wacci『愛は薬』
■アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM
■製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会

【キャスト】
■猫猫:悠木碧
■壬氏:大塚剛央
■高順:小西克幸
■玉葉妃:種﨑敦美
■梨花妃:石川由依
■里樹妃:木野日菜
■阿多妃:甲斐田裕子
■梅梅:潘めぐみ
■白鈴:小清水亜美
■女華:七海ひろき
■やり手婆:斉藤貴美子
■羅門:家中宏
■李白:赤羽根健治
■小蘭:久野美咲
■翠苓:名塚佳織
■やぶ医者:かぬか光明
■羅漢:桐本拓哉
■ナレーション:島本須美

【WEB】
■TVアニメ公式サイト:kusuriyanohitorigoto.jp
■TVアニメ公式X(旧Twitter):@kusuriya_PR

(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

 


【書籍情報】

◆NOVELS
『薬屋のひとりごと』1~14巻 好評発売中!
■著者:日向夏
■イラスト:しのとうこ
ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊

◆COMICS

『薬屋のひとりごと』1~12巻好評発売中!
■作画:ねこクラゲ
■構成:七緒一綺
■原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
■掲載 月刊「ビッグガンガン」(毎月25日発売) スクウェア・エニックス刊

『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』1~17巻 好評発売中!
■作画:倉田三ノ路
■原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
■掲載 月刊「サンデーGX」(毎月19日ごろ発売) 小学館刊

この記事を書いた人

黒井 日夏
黒井日夏です。秋葉原は土日祝日のどこかで出現しています。最近はぶらりと遠征に出かけて写真レポートをアップしたりします。東京在住。