本格的な隠れ家らしきBar「ひみつきち」(アキバ女子飯:第3回)

zp_unnamed3誰もがお店の名前に一度は目を止めることだろう。名前から不思議なオーラが存分に漂っており、そこから芽生えるドキドキやワクワクを感じさせてくれる、そんなBarを紹介していきます。が、「ひみつきち」という名前に沿って少し“ひみつ”風に紹介していきたいと思う。

 

本格的な隠れ家らしきBar「ひみつきち」

場所は地下鉄銀座線末広町駅4番出口から徒歩1分程の位置に存在する。建物の目印は、窓から微かに光を灯しつつぶら下がっている青いLEDである。
zp_unnamed 入り口にも小さなライトが設置されている。ちなみにこのライトは赤だけではなく緑や青にも変化をするようだ。思わず見とれてしまうお方もいるのではないだろうか。
zp_unnamed2入り口を入り階段を昇ると、ひみつきちへのドアがある。中央に赤いリボンを首に巻いた可愛い猫のマークがあるシンプルなドアである。だが、お店の中などは一切見えないため初めて来店される方の中にはドアを開けるのに不安を胸に抱えるお方も少なからずいることだろう。初めて伺った際にはドアを開けるまでに数分ばかりの心の準備をした身である。
zp_unnamed3 ドアを開くと目の前には4人掛けのテーブル席、そしてカウンターには席が4つある。店員はマスター1人のみ。店内は決して大きくはなく、こじんまりしている…。これぞ本物の”ひみつきち”ではないか、と言わんばかりだ。そんな関心を持っていると優しいマスターが声を掛けてくれるはずだ。店内を駆け巡る音楽は時と場合により色んなジャンルの曲が流れているのでは、と推理しているが真実はお店を訪ねて確認してほしい。

メニューはドリンクのみ。そして嬉しいことに全品500円(税込)というお手軽なお値段で飲めてしまうのだ。おつまみ類などは持ち込み自由とのこと。お洒落なお酒と一緒に好きなものを食べることが出来るなんて幸せすぎる!

今回は、ミルク系のお酒が好きなこともありメニューで唯一のミルク系のお酒、ピニャ・コラーダ/Piña Colada(ラムをベースに、パイナップルジュースとココナッツミルクを砕いた氷と一緒にシェイクして作るカクテル)を始めに注文をした。
zp_unnamed4 目の前でマスターがシェイクして出てきたのがこちらだ。カウンターに座ったのだが、本当に目の前で作っている様子を見ることができる。その様子、シェイクなどの手際の良さもあり、大満足な味になっていた。お酒の種類はどれにしようか迷うくらいは揃っていたので、どんなお酒があるのかお楽しみにしておくと良いだろう。

そしてBarと言えば大事なマスター。ここひみつきちのマスターは優しくて気さくに話しかけてくれる。なんだかとても可愛いあだ名もあるらしい。もちろん、静かに飲みたい時は声は掛けずにいてくれる。お仕事に関しては「一つ一つの行動を丁寧に行っている」とのことで、お客から絶賛の声も。(ちょうどお隣に座っていたサラリーマンのお客様より)それを聞いたうえでマスターの行動を思い返してみると…思い当たる節が次々と。来店していた他のお客様もマスターとは気軽に会話をしているようだ。マスターの人の良さが伝わってくる。そんなマスターの人柄にも惹かれて来店するお客も多そうだ。

お店のコンセプト的には“友達の家に集まる感じ”。確かにお店の雰囲気はそのような感じがしなくもない。ただ、店内はワイワイ騒がしい感じではなくゆったりとした雰囲気が漂い、静かな時をのんびりと過ごすのがお好きな方におすすめしたいBarだ。人数的には1人や2人が丁度良さそう。客層は、お仕事帰りのサラリーマンが多そうだが女性1人でも十分に楽しめるお店だと思う。現に1人で来店したが、気まずさなどなにもなかった。

秋葉原にひっそりとあるひみつのBar”ひみつきち”、是非探してご来店してみよう。

【店舗情報】
■店舗名:ひみつきち
■住所:(ひみつ! 反転させると住所が出ます。)
東京都千代田区外神田6‐12‐8 第二中鉄ビル2F
■電話:050-5534-3321
■営業時間:19:00~24:00
■定休日:日曜日・祝日
■Twitter:@pchan_himitsu