さて、今年もこの季節がやってきた! 千葉県勝浦市で開催される「ビッグひな祭り」に去年の引き続き行ってきたので紹介しよう。もちろん以前からお世話になっている「藤屋」さんに今回もお世話になったので、その様子も合わせて紹介していこう。約6000体の雛人形の圧倒的な風景を是非見てほしい。
ビッグひな祭りに今年も行ってきた!
ビッグひな祭りといえば、千葉県勝浦市で開催される3月のイベントだ。街中に雛人形が飾られ、さらには圧倒的な数の雛人形や街中での展示など見ていて楽しいイベントとなっている。
秋葉原発7:32のわかしおでイザ勝浦へ!
今回は秋葉原から勝浦まで特急わかしおを利用。勝浦でのビッグひな祭りは9時ごろから始まるので到着時間も考えると結構便利が良い。
そんなわけで勝浦に到着。駅には「ビッグひな祭り」の文字が躍っている。カッピーの雛人形のイラストがかわいい!
ホームには顔ハメの看板も発見! 一人じゃ撮影できない!
そして跨線橋にある改札の前には常設のビッグひな祭りスペースがあり、いつ来ても雰囲気は味わえる。
駅の改札を出ると職員一同と思われる方に加え町の商工会の方々らしい人がビッグひな祭り関連のチラシや帰りの電車の時刻表などを配布していた。非常に助かる。
駅の改札を出て見回すと至る所にビッグひな祭り関連のものが見える。
勝浦の街中を歩く
駅前から早速みていこう。まずは駅前ロータリーのカッピーの看板をチェック。
そして駅前の写真屋さんから順に街に向かって歩いていく。若干時系列が前後しているがルート順に並べてみた。
ここから、今回の本来の目的地である藤屋さんの前を通り墨名交差点まで進んでいこう。
第1の見所:墨名交差点
雨の日でも見ることができる安定の場所が墨名交差点だ。こちらにはビッグひな祭りのマップなどを配布しているので、徒歩で来た方や普通電車で来た人には最初に訪れたい場所になっている。
大回りで遠見岬神社へ
それでは墨名交差点からシャトルバス乗り場の近くを抜け、朝市の中を通り抜け遠見岬神社へ向かっていこう。まずは墨名交差点からシャトルバス乗り場の前の郵便局まで見ていこう。街中は9時過ぎにもかかわらずすでに商店は開いていたりと朝から歩いて楽しい。
そして、シャトルバス乗り場の近くには露天商が並んでいる。
こちらは昔の津波の印。忘れてはならない表示だ。
さて、しばらく歩くと朝市に当たった。魚など見るが価格帯としては若干観光客価格に見える。いかにも地元の人がいない時点でアレなのだが、まぁ、楽しめるのなら良いのかな?
このまま朝市を進んで行くと、右手に観光パンフレットなどで見る遠見岬神社が見えて来る。
第2の見所:遠見岬神社
写真に見えるのが石段に並べられた雛人形だ。こちらは毎朝飾って、夜にはライトアップ後取り込むという手間のかけ方なのだが、そんな事情は知らなくても見ているだけで圧巻。
いろんなカットで撮影してみたが、そこ度見ても雛人形。勝浦ビッグひな祭りの醍醐味が此処に集約されている印象だ。
遠見岬神社から覚翁寺へ
この頃になると10時になり、商店街は歩行者天国に代わり町歩きが楽になる。まずは遠見岬神社から商店街を通り覚翁寺へと向かっていこう。まずは遠見岬神社を後にしていく。
それではいよいよ商店街へ。
先に進むと観光マップでは見所担ってない場所に巨大なひな壇を発見。
その隣には家庭の階段と思われる場所に雛人形が飾られている。最上段にはカッピーの雛人形がいた!
さらに2階の窓にも雛人形が。さすが力の入れようが違う!
この先にはいすみ鉄道ブースが! 中に入ると1畳プラレールやグッズなどの販売スペースになっていた。今回はせっかくなので箸を購入。購入すると切符にハサミが入れれるということで遊ばせてもらった。楽しい!
さて、その先に歩いていくと見所の一つである覚翁寺だ。
第3の見所:覚翁寺
10時も過ぎると観光客が多くなってきた。こちらも多くの雛人形が飾られている。少し規模は小さめだがそれでも多くの雛人形は圧巻だ。
次は商店街を抜け第二会場へと移動していこう。
猫タイム
覚翁寺から少し歩くと猫を発見。結構年配?
またこんな広告も発見。いろんな場所でビッグひな祭りが行われているようだ。車で来たい所だが、ビッグひな祭り期間中は守谷海岸という5kmほど先の駐車場にしか車が停めれないので判断に悩む所だ。
シャトルバスで第2会場へ
さて、覚翁寺まで来ると勝浦市内はほぼ見て回った感じになる。少し細く商店街を見つつシャトルバス乗り場から第2会場へ移動していこう。最初は千葉県警の移動交番の雛飾り。移動交番という専用車があるのもびっくりしたが、その中にひな壇があるのもなかなか凄い。
街中は春の日差しか菜の花に蜂が蜜を集めていた。後ろに見える雛人形がいいアクセント担っている。
街の中にも多くの雛人形が飾ってある。特に竹の中に飾られているのは商店街の中にあって華やかさがある。
こちらは店の中のスペース(階段)に飾ってある。
勝浦タンタンメン味のおかきもあったので早速購入。朝ごはんがまだだったので街歩きしつつ食べるには丁度良い大きさ。
さてさて、食べ歩きしつつ街の様子を見ていこう。
そしてシャトルバスターミナルに到着。早速乗り込んで第2会場へ!
キュステには約6000体の雛人形が!
バスに揺られること15分くらいだろうか。第二会場のキュステに到着。
こちらの会場は歴史的資料となりそうな雛人形などが展示されている。入場料300円だが払っても十分な見返りが期待できる。
まず入場するとひなあられをもらえる。そして会場に入るとまさにそこは雛人形の世界が広がっていた。
この通路だけでも凄いのだが、先には歴史ある雛人形の数々が柵など無しで展示されているのに驚かされる。
こちらは通路途中にあった雛人形の由来説明。
そして奥には御宿で開催中のつるし雛の告知があった。キュステの会場から無料バスが出ているのでそちらにも行ってみることにしよう。
さらには雛人形とは関係ないのだが勝浦市で作った新名物のなまり節入りのソーセージをいただいた。これ、以外といけるのだがサイズがちょっと大きい。
この先には昭和時代の雛人形などが展示されているスペースとなっている。
寄贈していただいた方々の名前もしっかりと展示。
さらには一般家庭で飾られていたであろう雛人形の数々が展示されている。ここまでで一体何体の雛人形を見てきたのだろうか?
キュステの見所:約6000体の雛飾り
ここまで多いと若干雛人形を見飽きてくるのだが、このスペースに入り込んだ途端その想いも吹っ飛んだ。まずは見て欲しい。
この元は観客席だった場所に飾られている雛人形の総数、約6000体という壮大なスケールの展示だ。これは会場に行かないとわからないがまさに圧巻。
おめでたいとかそういうの抜きに数の多さに驚くばかりだ。他にも等身大人形による雛飾りなども展示されており、キュステ会場は非常に満足のある展示となっていた。
御宿へ
それではキュステの会場を後にし御宿へ向かう。
バスで向かうこと約15分。途中海が見えて千葉らしい風景も楽しむことができる。
そして着いたのが御宿駅だ。ここではつるし雛が展示されているということで早速見ていくことにした。
最初は駅前にあるシーガルの店内に入ると、エビアミーゴーと共に見えるのがつるし雛だ。
街にはいくつか展示がされているのだが、全般的に店舗の中に飾ってある為なかなか見て楽しむというところまでいかないのが残念だ。
そして、御宿でつるし雛のメイン会場となるのが「おんじゅく屋」だ。
こちらには最大級のつるし雛が飾られていたりと非常に見応えのある展示となっている。
さて、おんじゅく屋を出ると後は駅に戻るだけとなる。駅に向かう途中に目立て屋を発見。なんだか懐かしいを通り越して嬉しくなってしまう。
線路脇を歩きつつ列車を見送る。これが後に間違っていたことに気づくわけだが。
御宿観光案内所
さて、一通り回って駅まで戻ってきたら入るのは観光案内所だ。
こちらは中につるし雛やエビアミーゴ雛などが飾られていて面白い。またスタッフの方も非常に親切でまずは御宿を訪ねたら入っておきたい施設だ。
サイト等もあるので後ほど紹介しておこう。また御宿駅の待合室にもつるし雛があった。
そしてここで重大なミスに気付く。先程行った列車のあとは約1時間ほど列車がない。仕方がないので無料バスでキュステ会場経由で墨名交差点まで戻る事になった。失敗した!
勝浦へ戻り、本命の藤屋へ!
シャトルバスを乗り継ぎ勝浦へと戻って来た。駅近くの藤屋さんへ行くのだが途中いくつか紹介してなかった場所があったので一気に見てもらおう。
というわけで、ビッグひな祭りの風景は以上となる。そして、本題の藤屋さんで食事をしつつ色々な話で盛り上がる事となるのだが、話の内容はさておき食事風景はお伝えしていこう。
まずは昼ごはんがまだだったので軽くザル蕎麦を頂く。
ツユに漬けて食べると海苔の風味が蕎麦と重なり食が進む。締めはもちろん蕎麦湯だ。
いやぁ、幸せ。そして千葉県勝浦にきたら忘れちゃいけない腰古井の日本酒だ。
ちびちびやりつつ柿ピーで一杯。そして続けてレモンサワーにカツオの角煮とマグロの角煮を注文。ついでに冷奴も!
まずは奴に醤油をかけて頂く。火照った体に冷たさが気持ち良い。
そして鮪の角煮。もっきゅもっきゅしていて魚の臭みも少なく追加で日本酒に生きた唸るのを我慢。
そして鰹の角煮。こちらは歯ごたえがしっかりとしていて鰹の風味がじわっとくる。
辛抱できなくなり蕎麦湯のお湯割りを頂く。いやー幸せな時間が流れていく。
ちなみに藤屋さんの店内も雛飾りとつるし雛が飾ってある。
そしてよく見ると松本イズミちゃんが!
話をしていると面白いおちょこを出していただいた。私物らしいのだがおちょこに顔が書いてあり飲むと接吻状態になるという面白いもの。こういうネタものをタマに出してくるので藤屋の方とは楽しく話し込んでしまう。(ちなみにお父さん、お母さんではありませんので念のため。)
これは御宿の観光案内所で特別にいただいてしまったエビアミーゴのステッカー。パソコンにぺたり。
そんなこんなで気づくと17時過ぎ。約4時間近く居座ってしまった。ついでに夕食と思い板わさに茶そばで締める事に。これもいけるんだなぁ。
というわけで18時過ぎ、勝浦駅から特急で東京駅へ向かい今回のビッグひな祭りの旅は終了となった。
首都圏内でも非常に楽しい旅ができるところがたくさんあるので、こういう機会を使って是非旅を楽しんでほしい。そして来年はビッグひな祭りを是非訪ねてほしい。
【関連情報(その1)】
■イベント名:かつうらビッグひな祭り
■開催期間:2016年2月26日〜3月6日
■開催場所:千葉県勝浦市一帯
■勝浦市公式サイト:http://www.city.katsuura.lg.jp/forms/top/top.aspx
■勝浦市観光協会:http://www.katsuura-kankou.net/
■勝浦市商工会:http://www.katsuura.or.jp/
■勝浦市観光ポータルサイト:http://www.katsuura-sanpo.com/
【関連情報(その2)】
■店舗名:生そば そば処 藤屋
■住所:千葉県勝浦市墨名274
■電話:0470-73-0227
■営業時間:10:30~19:30
■定休日:水曜日
■座席数:テーブル34席/座敷16席
■タバコ:喫煙可
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