今週の秋葉原(2014年4月10日)

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4月に入って2週目の秋葉原。いつもの雑然とした雰囲気とは違い、歩いているとすこしずつ街がスッキリしてきている印象を受けた。

ビルの建て替えラッシュ、 テナント募集も多数。

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昨年9月に閉店した、神田明神下交差点のフィギュアRの跡地である大林ビルは看板が撤去され、現在は一棟単位でテナントを募集中。秋葉原駅から向かうと裏通りの更に裏通りとなってしまうが、昌平橋や聖橋方面からのアクセスは良い。

th_Figure_obayashiこれまで気が付かなかったのだが、入口部分はなかなか重厚な構えで、間口の広さも特徴だ。店舗が入るのか、事務所として活用されるのか、今後が気になる。

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こちらは神田キリスト教会の前、もつ料理の「都利久」が入っていたビルは取り壊され、現在は駐車場になっている。

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アキバ田代通りの「千代田海藻」跡に建てられたビルは「AKIBA426」という名称になった模様。426は住所の「外神田4丁目2番6号」から付けられたものと思われる。

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4月10日現在、2階の韓国料理店「すだち亭」のみが入居していて、同店は8日から営業を始めている。

 こちらはテナントではなく広告の募集

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ラジオ会館1号館の中央通り側、建物角に取り付けられていた大型ビジョンが外されており、同場所には広告主募集の張り紙がされていた。3軒隣に建設中の新しいラジオ会館で放映される映像広告の募集なのだろうか。掲示場所や媒体等の詳細は書かれておらず、どこに掲載されるのか不明である。

 駅周辺のバリアフリー化も進む

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和泉橋から秋葉原方面に向かう、和泉橋区民館の前を通る歩道でバリアフリー工事が現在も行われている。大部分は完了したが、道端にはまだタイルが山積みされており、通行の際には引き続き注意したい。

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そして書泉ブックタワーの隣、和泉橋区民館脇のスペースだが、新たに駐輪場が作られるようだ。秋葉原駅周辺では自転車の路上駐輪が増えており、千代田区がその対策として新たな駐輪場の整備へと踏み切った。現場にある告示によると、工事は16日で終了する予定。

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最後に読者の皆様の多くが気になっているだろう、秋葉原駅昭和通り口前の秋葉原公園。大きな仮囲いが外され、工事用の背の低いフェンスのみとなった。

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この公園は佐久間橋の下に作られ、元は船の荷積みに使われていた場所を埋め立てて造成された公園ということで、これまでは側道より数段低くなっていたが、地面を嵩上げし、周辺の道路と同じ高さにすることで段差が解消された。

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同時に行われた西側の道路の拡幅工事は終了し、広々とした開放感のある通りになった。
今週は新たな建物の紹介が多くなってしまったが、それだけ秋葉原では至る所で再開発が行われているということである。新しいビルの外壁や歩道には暖色系のベージュが使われるケースが多いようだ。古くからある近隣の建物との融和を意識しているのだろうか。