本日公開の『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』 2019年1月29日の試写会

本日より公開となった『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』。まさに当時の放送を楽しんでいた人は見て損はなく、知らない人はシティーハンターの魅力の虜になること間違いなしの本作品。今回は2019年1月29日に開催された試写会の様子をレポートしよう。

 

本日公開!
『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』

本日(2019年2月8日)から公開となった『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』。その試写会が先日開催されたが、その時の舞台挨拶の様子をお伝えしていこう。試写会の会場となったのは新宿歌舞伎町にあるTOHOシネマズ新宿。まさにシティーハンターの舞台である聖地で開催された。

当日は登壇者が全員そろう中、チュートリアルの徳井さんが獠ちゃんの格好で登場。今回の作品のヒロイン役の飯豊さんによる100tハンマーによる制裁から舞台挨拶は始まった。神谷さんは今回の役を受けるにあたり、嬉しさと共に不安を感じたことを告白。当時のように演じることができるか不安で1年かけて悩んでオファーを受けたと心境を語った。伊倉さんもやはり始めるまえは不安があったが演じ始めたら「あら?大丈夫かしら」ということで、久しぶりにハンマーを振り回せて楽しめた、と語った。

アフレコでの話では、練習と称して飯豊さんが声を当てているところをこっそりと神谷さんが聞いていて、(ドアを)ガチャっと開けて「みてましたよー」と言われた時がびっくりした、と同時に一緒の空気が吸えるというのが嬉しかったと様子を語っていた。

 

相当危険な映画なんですよ(別の意味でw)

こだま兼嗣監督は今回の作品を作るにあたり、スタッフが40代が多く、当時見ていた人ばかりで作品の説明などの必要がなくイメージもしっかり共有できていたので仕事がしやすかった、とスタッフに恵まれた事を告白。また「今の時代でももっこりは通用する」という思いで依頼を受けた、と語った際には会場から拍手も!

原作者の北条先生からは、作品の出来上がりを見た感想は「なにもかわらない」。20年前から何も変わらないシティーハンターがそこにある、と。「昔のファンの方へのお礼というのが第1義なので、それを崩してはいけない」という事で昔のままのシティーハンターを目指した。反面、このセクハラの時代にこんな映画を作ってしまったよ、と語っていた。最後は試写会の会場で記念撮影となった。

作品では懐かしい当時のOPやEDが作品中に流れ、懐かしさの中に現代に違和感なく生きている冴羽獠たちが自由に過ごしている。是非当時を知っている人も、知らない人も、シティーハンターと冴羽獠に魅力に浸って欲しい。

 


【作品情報】
■タイトル:『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』
■配給日:2019年2月8日
■原作:北条 司
■総監督:こだま兼嗣(「シティーハンター」「名探偵コナン」)
■脚本:加藤陽一(「妖怪ウォッチ」)
■キャスト:神谷 明、伊倉一恵、飯豊まりえ、山寺宏一、一龍斎春水、玄田哲章、小山茉美、大塚芳忠、徳井義実(チュートリアル)
■チーフ演出:佐藤照雄・京極尚彦
■キャラクターデザイン:高橋久美子・菱沼義仁
■総作画監督:菱沼義仁
■美術監督:加藤 浩(ととにゃん)
■色彩設計:久保木裕一
■撮影監督:長田雄一郎
■編集:今井大介(JAYFILM)
■音楽:岩崎 琢
■音響監督:長崎行男
■音響制作:AUDIO PLANNING U
■アニメーション制作:サンライズ
■配給:アニプレックス
■公式サイト:https://cityhunter-movie.com/
■ソーシャルメディア公式アカウント:@cityhuntermovie

(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会