特別上映版『鬼滅の刃 兄妹の絆』初日舞台挨拶は豪華メインキャスト陣勢ぞろいで作品愛を語る!

TVアニメ放映前の特別上映版『鬼滅の刃』の上映が2019年3月29日(金)より全国で始まったが、その初日舞台挨拶が新宿バルト9で行われた。その様子をお伝えしていこう。

 

花江夏樹、鬼頭明里、下野紘が登壇!

TVアニメの放送に先駆け本日(2019年3月29日)より全国の映画館で特別上映が行われている特別上映版『鬼滅の刃 兄妹の絆』。第1話から5話までの物語の初期の見どころ満載のストーリーを一気に見ることで深く世界観を知ることができるこの上映の初日舞台挨拶が新宿バルト9で行われた。またライブビューイングで約2000名の皆様に迎えられた。

 

『鬼滅の刃』は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中の吾峠呼世晴による、シリーズ累計350万部を突破した人気漫画。劇場版「Fate/stay night [Heaven‘s Feel]」、「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」、「活撃 刀剣乱舞」など を手掛けたアニメーション制作会社ufotableとの強力タッグで、ハイクオリティな“血風剣戟冒険譚”を描き上げた作品だ。個性あふれる キャラクターたちを演じるのは、花江夏樹・鬼頭明里・櫻井孝宏をはじめとする豪華キャスト陣。TVアニメの放送は2019年4月6日(土)からは、全20局で順次開始予定となっている。

 

初日舞台挨拶には、花江夏樹さん、鬼頭明里さん、下野紘さんが登壇。「鬼滅の刃」のメインを担う声優陣だ。初めての舞台挨拶ということで下野さんが妙なテンションでのあいさつとなった。各キャストとも、映像の凄さ、音楽の凄さ(タイミング、楽曲そのもの、臨場感)、物語に入り込んでいくストーリーの濃さを語っていた。

 

キャストからは、炭治郎の耳飾りの鳴る音まで聞こえる点や、ざわざわといった環境音もいろんな場所から聞こえるといった感想が出ると、実は5.1chで音を取り直しているとMCが告白。まさかの大画面と音響と、そして禰豆子可愛い! との思いを熱く語っていた。作品中の印象に残ったシーンはという質問には、炭治郎役の花江さんは鬼の手を握るシーンが泣けて印象に残っていると告白。味方と敵という単純なドラマではなく、鬼にもそこに至るまでのドラマが語られ、それに対して炭治郎が行う行動に、色々とこみ上げてくるものがあるようだ。禰豆子役の鬼頭さんは岩を切るシーンを選択。善逸役の下野さんは、アフレコしているタイミングの芝居に対して綺麗にハマるように映像を加工し、細かく細かく作品を制作しているスタッフの熱量の強さを語っていた。

今回の特別上映版では最後にOPアニメーションも劇場で最速で観れるということで感想を聞かれると、食い気味に花江さんは「最高です」と言ってしまうくらい良い出来だ。またOPについて語る三人の様子がまさにアニメの1シーンと勘違いしそうなほど仲の良い雰囲気を醸し出していて、この作品の実態を表しているように思えた。ぜひTVアニメまたは上映のOPを観てほしい。

鬼との戦い。その戦いが「何度も負けそう」と思うほどキャスト自身が圧迫された状態での演技が見どころの一つの本作品。ベテラン勢の鬼の演技も厚くアドリブもあり、楽しみと演技と、そして声優自身の成長も一緒に見ていけるような、そんなドラマが展開されている。

 

ラジヲについても話が移り、(ラジオでは普段言えない話を語っている、との事だ。テンション高め。作品に対する熱がそのまま番組に反映している。仲の良さは最後のパネル写真に出ている通りだ。最後に原作者からのメッセージが読まれ舞台挨拶は終了した。劇場に行けない方はTVアニメで、劇場に行ける方が一気に鬼滅の刃の世界観にどっぷりはまってほしい。合言葉は「鬼滅の刃、アニメ、ヤベェぞ!」だ!

 


【作品情報】
■作品名:TVアニメ「鬼滅の刃」
■原作:吾峠呼世晴(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
■監督:外崎春雄
■キャラクターデザイン:松島 晃
■サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
■脚本制作:ufotable
■コンセプトアート:衛藤功二 矢中勝 竹内香純 樺澤侑里
■撮影監督:寺尾優
■3D監督:西脇一樹
■色彩設計:大前祐子
■編集:神野 学
■音楽:梶浦由記、椎名 豪
■制作プロデューサー:近藤 光
■アニメーション制作:ufotable
■キャスト:
・竈門炭治郎(かまど・たんじろう):花江夏樹
・竈門禰豆子(かまど・ねずこ):鬼頭明里
・我妻善逸(あがつま・ぜんいつ):下野紘
・嘴平伊之助(はしびら・いのすけ):松岡禎丞
・冨岡義勇(とみおか・ぎゆう):櫻井孝宏
■公式サイト:https://kimetsu.com/
■公式ツイッターアカウント:@kimetsu_off

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ ufotable

 

この記事を書いた人

黒井 日夏
黒井日夏です。秋葉原は土日祝日のどこかで出現しています。最近はぶらりと遠征に出かけて写真レポートをアップしたりします。東京在住。