『HUMAN LOST 人間失格』〝イチロク〟集会に竹一役の福山潤が登壇! 竹一の誕生秘話がココに!


『HUMAN LOST 人間失格』〝イチロク〟集会が2019年12月21日の渋谷にて開催された。劇中の貧困エリア〝イチロク〟の暴走集団のリーダー・竹一役の福山潤、監督の木﨑文智、ストーリー原案・脚本の冲方丁が登壇し、印象的な竹一の生き様を語り尽くすイベントとなった。それではその様子をお伝えしていこう。

 

『HUMAN LOST 人間失格』〝イチロク〟集会

アヌシー国際アニメーション映画祭2019 公式上映作品、ファンタジア国際映画祭2019アニメ部門・今敏アワード特別賞受賞、そして第32回東京国際映画祭特別招待作品にもなっている『HUMAN LOST 人間失格』。破滅に至った一人の男の生涯を描く日本文学の金字塔、太宰治「人間失格」を狂気のSF・ダークヒーローアクションへ再構築した作品だ。その劇中の貧困エリア〝イチロク〟の暴走集団のリーダー・竹一役の福山潤、監督の木﨑文智、ストーリー原案・脚本の冲方丁が登壇しての「〝イチロク〟集会」が開催された。

最初の登壇時挨拶で福山さんからは「役柄的にここでヒャッハーとでも言えばいいの?」とのセリフでスタートしたこのイチロク集会、今までの舞台挨拶とは出だしから違った。木崎さん、冲方さんらも「今日は竹一いぢりの会で楽しくなってきました。」と、普段の舞台挨拶とは違った正に竹一のステージとなった。トークの中で竹一のキャラクター像に関する話題が出ると、結構なヤンキー感のあるキャラが出来上がった当時の様子が語られた。その中で冲方さんからは、福山さんが収録の際に葉蔵が死んでいるシーンで電話で「人が死んでんですけどー」のセリフを放った際に決まった、と何パターンも録ったセリフで「これはっ!」となってあのキャラになった様だ。その経緯もあり、福山さんとしては残りのキャストの布陣を見て「はっちゃけても(他を演じているキャストが)なんとかしてくれる」との信頼のもと、あのキャラクターが演じられたと語った。

竹一の生死感やまっすぐに生きていく様、そして前半部分の主役級の役回しと福山さんのはっちゃけた演技が今回の『HUMAN LOST 人間失格』のいい味を出している。福山さんからは「悲壮感をあんまり感じることがなく、自分(竹一)の中では『やってやった!』という幸せを掴んだいい幕引きができた」との思いが語られた。最後に、「収録から時間が経っておりますが、このようにお客様に観ていただいた事で、ようやく僕の中でこの作品が完結したなと思っています。何回も観ることで新しい発見はまだまだあると思います。これからも長く愛される作品になることを願っています。」とのトークで終了となった。最後はっちゃけ福山さんと笑顔の木崎さん、冲方さんの写真で締めるとする。年末年始のゆっくりとした時間、人生観、「死」と「生」の意味を確認する意味でも『HUMAN LOST 人間失格』を見にいって欲しい。そして竹一を見つめて欲しい。

 


【『HUMAN LOST 人間失格』〝イチロク〟集会舞台挨拶】
■日時:2019年12月21日(土)※18:35の回、上映後舞台挨拶
■会場:ヒューマントラストシネマ渋谷
■登壇者:福山潤(竹一役)、木﨑文智(監督)、冲方丁(ストーリー原案・脚本)

『HUMAN LOST 人間失格』
(C)2019 HUMAN LOST Project
配給:東宝映像事業部