「てんぱね」で初心者が麻雀に初挑戦(後編)

th_DSCN5131前編に引き続き、あきば雀荘「てんぱね」さんでの、麻雀初挑戦レポートをお伝えする。ルールを全く知らない人が、果たして雀荘でのゲームが成立するのだろうか。

 

【後編:「「てんぱね」で初心者が麻雀に初挑戦(前編)」はこちらから】

 

取材で同行しただけのはずが、何故か麻雀初体験!?

前編では麻雀についての説明を受ける姿をお見せしたが、実際にてんぱねさんで人生初の麻雀を体験する事となってしまった。

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ちなみに今回はてんタンのともさんに、基礎の基礎から手取り足取り教えていただくことに。

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雀荘に訪れる方で、筆者のように何も知らない人は居ないと思うが、ともさんは笑顔で応えてくれた。

 

まずは基本中の基本の牌の種類についての説明

どうやら、同じグループの図柄の牌を3つ、書かれている数が連続で揃うように、取っては捨て、取っては捨てを繰り返していって4組揃えるのが基本の進行方法のようだ。そしてそこへ「あがる」ために必要な牌が同じ物2つ揃うとあがり。細かいルールは、ご存知の方が多いと思いますし、分からない方は詳しく書かれているサイトがあるので検索してもらいたい。筆者はこの程度のルール認識で取り敢えずゲームを始める事に。かなり不安だ。

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今回はてんぱねさんの独自ルールである「役職を得ている」と仮定してゲームを開始した。役職には守備に特化したスキル、リーチ時の点数が高くなるスキルなどそれぞれに特徴が有るので、自分の戦法に合わせて選択するのが良いと思われる。
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筆者は「SOLDIER(兵士)」を選択。この役職は「1回のリーチで三本リーチ棒を出せる」というスキルであがった際にとんでもない点が付くというもの。ちなみに記者(黒)は「捨て牌をかくして捨てる事が出来る」というスキルが使える事になった。

 

実際のプレイスタイルでゲーム開始!

卓には1人の女性のスタッフである「てんタン」が入る。今回はメイド姿だが、他にも衣装はあるようだ。お客は3名で卓に座る事になる。今回は同行した記者(黒)と、てんぱねさんのスタッフさんに入っていただいて合計3名の客が揃った、という事でゲームを開始した。ちなみに、1人で来ててんタンとほか2名と卓を囲み麻雀をするだけでなく、例えば友人同士3人で来て1卓に友人3名とてんタンという組み合わせで遊ぶ事も可能だ。その際は入店時にその旨訊ねるといいようだ。

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まずは席決め。
th_DSCN5133 4枚のカードがあり、そには「東」「西」「南」「北」が書かれていて、引いたカードに書かれている文字(方角)が自分の席になる。そして東のカードが最初の「親」だそうだが、今回筆者の引いたカードは「西」。東とは真向かいだ。
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こちらは点棒とよばれる棒。色によって点数が違うお金の硬貨みたいなもので、写真には写っていないが緑の点棒もある。最初は25000点持っていて、ゲームが終わった時に3万点を越えている人が勝ち。麻雀卓も点数を自動で計算しててくれたり、牌山も全自動で組まれるなど優れたつくりになっていた。

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最初のうちは、てんタンのともさんに言われるがままに手を動かしていたが、次第に慣れていき牌の揃え方を考えながら進めることができようになった。

そして手助けを得ながら、牌を揃えて行く。

th_DSCN5147人生、初リーチの瞬間!

th_DSCN5148てんぱねさんの独自ルールである「役職」を得ているので、リーチ時にスキルを惜しまず発動。リーチ棒1本置く場所に無理やり3本乗せる!(笑) そして記者(黒)は、裏返しで捨て牌できるスキルを連続で発動し牌を隠して当たらないようにしていた。ずるい!

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こんな感じでゲームを進めていき、親が一周終わって点が一番大きい人が勝ち。今回初めてやってみたが、進行の大まかな進め方は知ることができた。

 

今回気付いたてんぱねの特徴

人生初の麻雀だったが、ルールなど一回の説明で分かるなど無理だったので怖かったのだが、ゲーム中にミスしても9000点なくなるだけでお金を取られるようなことはないので(ノーテン罰符は場に3000点)、失敗を恐れず挑戦していけるので、このてんぱねルールは良いかもしれないと思った。また、実際に分からない事が有れば、その都度てんタン(今回はメイドさん)が丁寧に教えてくれるので気楽に楽しめるはずだ。

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今回は前編での通り教えていただいた知識を使いながら、そして手助けを借りながらではあったが何とか一周し終えることができた。慣れやルール等の予習が有った方がスムーズに進められるであろうことは言うまでもないが、初めてでありながら十分に楽しむことができたし「もっと詳しく知りたいと思い!」と興味を持つ良い切っ掛けになった。筆者ほどではないにしろ、てんぱねさんは「麻雀にあまり自信がない」という方でも楽しめると思う。訪れるお客さんも皆さん優しい方が多いようで、「何やってるんだ!(怒)」みたいなことは無いそうだ。この点は、お店側がトラブルを招かぬようルールがしっかりしているからだろう。なので、女性でも安心して入って楽しむ事が出来ると思う。

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日頃、スマートフォンやパソコンの画面上での麻雀を楽しんでいるという読者の方々も、てんぱねさんにしかない魅力も有るので是非一度訪れてみてはいかがだろうか。

 

【店舗情報】
■店名:あきば雀荘『てんぱね-teMpane-』
■住所:千代田区外神田3-8-6 イサミヤ第7ビル3F
■電話:03-3255-3103
■営業時間:月~金:13時~/土・日・祝:11時
■サイト:http://www.tempane.com/
■Twitter:@tempaneko