2015年の秋の連休は西へ西へと黒井は移動してきたのでその様子を紹介させてほしい。まず初日としてアニメ『ばらかもん』の舞台にもなった長崎県五島列島へ行ってきた。聖地巡礼はできなかったが五島の様子を楽しんでほしい。
東京から五島市福江へ約6時間の旅
今回五島へは飛行機を乗り継いで行ったのだが、羽田空港から長崎空港、または福岡空港経由で五島福江空港まで移動するわけだが、さすがに若干疲れた。まずは五島へ向かう際の飛行機の中からの様子を1枚。
どこの島か分からないがわくわくしてしまう。それでは羽田空港から見ていこう。久しぶりに乗ったモノレールを降りると羽田空港に変なキャラが!
モノレールのキャラクターらしいが口と目の位置が微妙なきがするのだが…。気を取り直して羽田空港第二ターミナルは早朝始発便にもかかわらず手荷物検査場は大量の人で溢れていた。
さて、スカイネットアジアではなくソラシドエアでいざ長崎へ。バスでの移動の楽しみは何と言っても空港の地面に降りれること! 今回は機体も直に見ることができてわくわく感が溢れてくる!
機内は非常に綺麗に変わっていた。運営当初の中古機体を見ているので感慨深いものがある。
機内撮影が可能になったのは法令が若干変わったからだ。機内にある「安全のしおり」は必ず見るのだがその際に丁寧に電子機器の使える範囲が書かれていた。これで今まで撮影できなかった写真撮影ができる!
さて、機内サービスと言えば無料提供のドリンクだが、AIRDOではオニオンスープが有名なのだがソラシドエアでは長崎ということもありあごだしのゆず風味スープが出てきた。朝から胃に優しい感じが嬉しい。
スープを頂きつつ約90分、長崎空港に到着! 奥の丘にNAGASAKIの文字がある。そして暑い!やっぱり西に来ると若干暑いきがする。
長崎空港では約60分無い程度の乗り換え時間だったので、空港の外に出ることもなく次の便へ。次の飛行機だがなんとプロペラ機だ! すごく久しぶりに乗るプロペラ機に旅情感をたっぷり感じてしまう。非日常が目の前にあるのだ。
飛行機へは徒歩で向かう点も熱い! 羽田からのジェット機での移動では感じられないこの特殊感がいい! 颯爽とタラップを上り機内へ。
機内は左右に2席づつの約30名乗りの飛行機だ。座席のポケットにうちわが置いてあるのが南国っぽい。そして飛行機が飛び立つ! 飛んでいる下には様々な島や船、風力発電?まで見ることができる約30分の空の旅だ。
最後の写真は五島市だ。着陸態勢に入っているので足が出ている。中央左側に見える緑色の丘の奥側に五島福江空港の滑走路が見える。あそこへ着陸するのだ。
というわけで、無事に到着。さすがに暑い。そして、島だ!!空港にはお手製のWELCOMボードがあったりと色々と楽しい。
空港の手荷物受け取り場所の壁にはステンドグラス的な飾りなど、東京から来ると「旅にきた!」と感じられずにはいられない。
さて、空港から福江市の交通の要所となるフェリーターミナルへはバスで移動だ。
島のターミナルはフェリー乗りば
都内に住んでいると船には縁遠くなってしまうが、その船が島の生活の基本になっていると思われる五島市ではフェリー乗り場が活気にあふれている。観光等の資料や手配などもできて便利な場所だ。島の各エリアへのバスも出ている。
そして、こちらのポスターはなかなか見ない珍しいと思って撮影。税関の広報ポスターだ。他にもアニメ「ばらかもん」のポスターが貼ってあったりと当サイト的にはこれでOKという感じだろうか? 今愛は本来の目的の為にばらかもん聖地巡礼はしていないのだが、これは上手く活用すると秩父と同じように長く活用できるかも入れないので五島市の役場の観光担当者には是非チェックしてほしいところだ。
そして飛行機の上から見た風力発電の模型を発見! まだ実験段階のようだが固定しないタイプらしく色々と成果が上がると便利に使えそうな感じだ。
賑わうフェリーターミナルは島の交通の要所でもあるのでお土産店も多い。その中で小腹が空いたので練り物を購入。これが歯ごたえと味が濃くてうまい!
忘れちゃダメな「しまとく通貨」
さて、長崎の諸島を巡る際に忘れてはダメなのが「しまとく通貨」だ。こちらは5000円で6000円分のチケットとなっており、お釣りは出ないものの約2割増しでお得に使えてしまう地域通貨となっている。お土産でもタクシーでも使えるのでかなり便利だ。特にタクシーで使えるのはありがたい。
販売所はいくつかあるのだが、とりあえず困ったのならフェリーターミナルのこの看板を探せば購入できるぞ。
使える場所にはノボリも立っている場合が多いので目印には良いかも?
是非島にお金を落としていってほしい。そして、使う方は20%もお得に買い物してウハウハな気分で楽しんでほしいぞ!
五島市三井楽へ
今回の旅は五島市にある三井楽(みいらく)と呼ばれる場所に行くことだ。というわけで、早速バスに乗車、終点の三井楽まで移動を開始。
バスの車内を見ると灰皿を発見! 相当使い込まれた車体を見回してしまう。
北海道ほどではないが変な名称のバス停発見。こちらはいつから臨時だったのだろう?
そして、揺られること1時間ちょっと。目的地の三井楽に到着。
バスの待合室なども見たが、リアルでのんのんびよりっぽくてイイ! 実際に生活をしようとすると結構困るのかもしれないが、慣れることができれば大丈夫な気も。
三井楽の風景
今回は別の目的があったのだが、それはさておき地区内を歩いて観光してみた。まずは商店街。スーパーなどもあり便利な場所だ。
ここでも「ばらかもん」のポスターを発見! 実際にはアニメより島の生活はゆっくりしていると思われる。東京からちょっと2泊3日くらいで楽しむなら良い場所だ。
歩いていると無人販売所を発見。しかしミラーの上奥にカメラも発見!
さらに歩いていると壊れそうな自販機を発見。ラインナップを見ると「五島茶」なる缶が! これは秋葉原でおでん缶を買うようなもの、早速購入。
中は普通にお茶でした。暑いこの日にはありがたいドリンクになった。他には正直なところ、海しかない。海、海、海! ひたすら海の景色をご堪能あれ。
海に突き出た小島も潮が引けば歩いていける、ということで早速歩いて上陸開始!
砂浜を歩いているとたくさんの穴を発見。塩でも入れたら何か出てくるのかもしれ無いが、ナニも持ってい無いの出とりあえず撮影。
そして島に上陸。お洞っぽいものがある。
特に何も発見できず。海以外の風景も撮影してきたので一気に紹介してしまおう。歩くこと自体が都内とは違っていて新鮮だ。
こちらは同じ場所から時間を変えて撮影したものだが、潮の満ち引きがこれほどわかりやすいところも無いだろう。これを見るだけに来ても良いかもしれ無い。(写真は午後〜翌朝までの断続写真です。)
バスのダイヤが…!
さて、観桜していた際に見つけた道の駅っぽい施設が「遣唐使ふるさと館」だ。
中にはバラモン凧など五島市に関する様々な民芸品等が展示されている。
この建物の向かいには焼酎酒造元を発見。
そして、いよいよ本題にはいるのだがこの施設のある場所にばバス停がある。
バス停の待合室には相合傘など、絵に描いたようなバス停の待合室が存在してこちらの方を写真に撮影してしまった。
さらに面白かったのがこちらのバス停のダイヤだ。
写真は福江行き(街へ向かうバス)のダイヤなのだが判例の場所の「学」の印の説明をみてほしい。
読んでみると「五島高校・海陽高校の補習が無い陽は運休」となっている。スクールバスでは無いのだが生活路線というのはこういう路線なのだろう。学校の補習の有無でバスが出たり出なかったりするというのはなかなか見ることができ無い。よく見ると「◯」印も学校が休みの日は運休のようだ。
長崎へ戻る
来るときは飛行機で来たのだが、長崎市内へは船の方が断然便利出安い。というわけで、五島からの帰りは船で帰ることに。ちなみに船も2種類あり値段が異なる。ゆっくり約4時間の船の旅で戻る場合はフェリーを、約2時間で急いで長崎市へ向かうならジェットフォイルを使うことになる。今回は2時間ですむジェットフォイルで戻ることに。ちなみに、福江〜長崎間なら85分ですむのだが、途中奈良尾港に寄るため約2時間となっている。
早速船に乗り込み五島へ別れを告げ一路長崎市へ。
途中、先行出発していたと思われるフェリーを抜き去るジェットフォイル。その様子を動画に撮影したのでみてほしいが、速度差がありあっという間に抜き去ってしまうのがわかるだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=lbf–Kgiv_I2時間もあっという間で長崎港へ。長崎港の港湾へ入ると造船の街だけに様々な船を見ることができる。
こちらは武蔵が建造されたというジャイアント・カンチレバークレーンだ。
明治日本の産業革命遺産を見つつ長崎港へ到着。長崎のフェリーターミナルも活気にあふれている。
こんな感じで今回は長崎五島を楽しんでみた。次は「ばらかもん」の聖地巡礼と行きたいところだが移動手段が気になるところだ。たまの連休、秋葉原からちょっと離れて島の旅というのも楽しいかも?
【関連情報】
■長崎観光:http://www.nagasaki-tabinet.com/
■五島観光:http://navi.gotoshi.net/
■ながさきしまとく通貨:http://www.shimatoku.com/
■ばらかもん:http://www.barakamon.jp/
■明治日本の産業革命遺産:http://www.kyuyama.jp/