【遠征】オートレストランの魅力①

zp_IMG_0089オートレストラン・・・。その響きを皆さんはご存知だろうか?
私は、twitterでたまたまフォロワーさんとやり取りをしていて、地元の国道沿いには必ず「24時間営業!」という看板があった事を思い出した。
いろいろ調べていくうちに実際に行ってみたくなったので、一路北関東へと向かった!

 

昔はどこにでもあった、「24時間営業!オートレストラン!」の看板

まずオートレストランとは何か・・・。wikiから文章を引用してみたい。

“オートレストランとは、自動販売機による食品の販売及び摂食できる設備を備えた施設のこと。多くの場合は無人で24時間営業である。”

と、定義されている。そしてコンビニやファーストフード店が台頭する以前の1970年代の長距離ドライバー・観光ドライバーの胃袋を支えたという。しかも全部自販機で。

なるほど、確かに地元のオートレストランもコンビニに立て替えられていた思い出がある。
それにしても、いったいどうやって食事を自販機で提供したというのか・・・。

 

北関東が現在の“保護区”

「ここまできたら実際に自販機と対面して、ご飯を食べたい!」そう思うようになってさらに調べてみると、なんと都内には(恐らく)オートレストランの自販機はないとのことであった。
マジかよ・・・。

都内から一番近いのは、上尾市の「オートパーラー上尾」であるという。私の家から50kmはあるぞ・・・。

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来ちゃった(ハート)

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ところ変わってオートパーラー上尾である。
住まいから1hかかった。北上尾駅から徒歩10分くらいである。
早速中に入ってみると・・・。

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何人かがスロットを打っていた。
ほのかに漂うタバコのにおい。ここが大人の空間であることを思わせる。

奥に進むと、

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あった!オートレストラン自販機だ!

写真ではわかりにくいが、うどん・そばとカップラーメン、お菓子の自販機のほかに、トーストサンドの自販機もあるではないか!
さっそく食事だ!

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天ぷらそばをチョイスする。
アキバでもそんなに見かけないニキシー管の電光表示がイカス!

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見よ!このおいしそうなそばを!!
ゲームセンターという情景の中で食べるそばは、なんとも良いものだ。

まあ、実際のお味は縁日などで食べるそばとあまり変わらない。
しかし、250円でこれだけのおいしさであることを考えればすばらしい逸品だ。

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セガの躯体がずらり。
後日管理者の方に電話で問い合わせたところ、電源を落としているだけで
普通に動きますよ、との事。
取材日に動いていたゲーム躯体には他のお客さんが居たので撮影できなかった。

都内から最も近い生き残り

オートパーラー上尾。それは都内から最も近いオートレストランの生き残りである。
交通の便も程よく、なつゲー躯体も沢山置いてあるので、ぜひなつゲーマニアの聖地となってほしいと思った。普通にゲームセンターとして遊べる。

そして、訪れた際にはこのおいしいオートレストランを利用していただきたい。
きっと、心のどこかにしまいこんでいたノスタルジーが芽生えるはずだ。

[次回予告]

実はこの日、もう一軒オートレストランを訪れた。
次回はそちらをレビューしたいと思う。

この記事を書いた人

horoyoi.liveforever
ほろ酔いです。普段は別の仕事をしています。どこに飛ばされるかわからないですが、秋葉原に通えるうちはその魅力を伝えていければと思います。