【毎年恒例】勝浦ビッグひな祭りに行って藤屋さんで色々堪能してきた!

秋葉原PLUSとしては毎年の恒例となりつつある「勝浦ビッグひな祭り」を見に勝浦へ行ってきたので紹介していこう。さらには勝浦との繋がりのキッカケでもある藤屋さんでの食レポ、それに勝浦の隠れ名所なども合わせて見て行く。それでは、2017年のビッグひな祭りを見ていこう!

 

2017年もビッグひな祭り!

勝浦ビッグひな祭りは2017年2月24日から3月5日まで開催された雛人形が圧巻なイベントだ。遠見岬神社のこちらの写真は見た事がある人も多いだろう。

現地で見るとその巨大さ、数の多さ、街中に溢れる色々な展示と勝浦の街を歩きつつ楽しむ事ができるイベントとなっている。車での移動を考えてしまうが街中やキュステ会場へは無料バスも巡回しているので渋滞等を考えると電車の利用がかなり便利だ。そんな訳で今回も行きは特急で移動。土日限定だと臨時列車も走っているので、東京、大宮、両国からも乗り換えなしで移動可能だ。

列車に乗り込むと久しぶりに見る肘掛にしまいこまれているテーブル! この手のテーブルが有るのはちょっと古い列車のイメージがあり、久しぶりに見てしまったためついつい撮影。テーブルが狭いのが使いにくいのが難点。

東京から約2時間で勝浦へ。

駅長犬もお出迎えの勝浦駅。記念撮影しちゃいました!

という事で勝浦到着。時刻は10時30分ぐらい。ちょっとスタートダッシュに遅れた感じになってしまったが、ここから勝浦市内の会場を巡っていこう。街中は大体1時間くらいで見る事が可能だ。

それでは勝浦で見た雛人形、雛飾りをご覧あれ!

こちらは雨天でも飾り続けられる唯一の展示会場となる墨名交差点。今年もメインの展示会場の一つでもあり安定の雛飾りだ。

続いては街中に移動していくと様々な店、個人宅での飾りが目につく。

その飾りを見つつお祭りという事でお店の前には食べ歩き出来る食事も販売されていたりする。今回はお米屋さんの前で売っていた焼きおにぎりを一つ頂く。

外はカリカリで一口食べると中まで醤油ダレの色が付いており、ただの焼きおにぎりではない工夫が青空の下で食べる祭りの雰囲気と共にワクワクしてしまう。

しばらく歩くと牛乳店を発見。こちらの雛飾りは牛さんが!

街中の展示でちょっと異彩な雛飾りを発見! メガネ店の雛飾りなのだがメガネ(サングラス?)をしている!

今まで何度か訪ねているがメガネ雛(?)を見たのは初めてかも!? こっちにはカッピーの雛飾りもあったがやはりメガネ!

こういうのが実は楽しかったり。今まで見つからなかったのはメインの通りから少しそれた場所にあった為だろうか? 先に進んでいくと老舗旅館の雛飾りは歴史を感じる展示になっていた。

江戸時代の雛飾りから伝統工芸士の作品まで、ひっそりとだがしっかりと展示してある。

勝浦市内の会場としては端の展示になるのが覚翁寺だ。

そして会場中心部へ戻って見忘れちゃいけない遠見岬神社の雛飾り。

これを見る為だけに一度来るべき、とまで言えてしまう。展示は夜7時まで行われライトアップもされるが、そちらの姿もまた幻想的。ちなみに、この飾りもだが街中の飾りは毎日取り込まれ、翌朝再度並べられる。その姿を観光客に気づかれないのもまた勝浦クオリティーなのだ。そして今回1つ残念なお知らせが。毎年高速バスのバス停近くで飾りが楽しみでもあったこちらのお宅の飾りが今年はなかった。張り紙があり確認するとお祖母様が逝去されたとの事。2015年の時の写真があったので当時を様子を見て頂ければ、と思う。今までありがとうございました。

2015年の展示の様子

 

藤屋さんでごはん!

毎年恒例の藤屋さんへ。ここ勝浦に来るきっかけともなったお店だ。食べログを見ていただくといろんな意味で「なぜ訪ねたのか?」がわかると思うので、そちらは気になった方はご覧頂ければと。

さて、早速店内にある雛飾りを発見!

テーブルに座り、定番の腰古井の冷酒を頂く。これが毎年の楽しみだ。

つまみを何にしようかな、と店内を見回すと…あれ?

めっとこちゃんとカナミン(松本イズミ)の缶バッチが飾ってある!

下の方にはこの前水戸で配布されてたビッカメ娘×泉精器製作所のシールが!

さすがと言うか安定というか、でも気づかない人には影響ない程度というのが楽しい。そうそう、つまみを注文しなければ。今回はカツオの角煮と天皿を注文。

鰹の角煮はここで食べる定番メニューになりつつある。身の締まった鰹を少し口に含み冷酒を味わうのが格別だ。天皿はおろし大根をたっぷり入れてサクサク感を楽しみつつ、しばらく時間が経ってしっとりとした食感を味わう。

そして締めのざるそば。ここはもりそばではなく海苔のかかったざるそばでなければならない。

全て綺麗に完食。ごちそうさまでした。

 

勝浦の海は理想郷?

さて、藤屋の方のご好意でちょっとだけ勝浦の隠れた名所を回ってもらう事に。今回は時間もなかった為、海の景色を中心に幾つか紹介しておこう。最初はメガネ岩のある景色から。メガネといっても穴は1つなので単眼鏡?

こちらはメガネ岩から少し離れたスポット。非常に絵になる地元ならではの場所だ。

そして、風光明媚で近くには海中展望台もある『鵜原理想郷』。とある人が「ここは理想郷のよだ」の言葉からこの名前がついたとかつかないとか。

海の色が綺麗な翡翠色をした入江。水も透明度が高く船の吃水より下が綺麗に見える。

理想郷を後に先に進むと黒いもじゃもじゃを干している人を発見。ちょっと話を伺うと「ひじき」を干しているとの事。

こちらは近くの民宿「庄之助」の女性陣が干していたひじきだ。手間をかけて、しっかりと蒸して、さらに乾燥させるという工程を経ている途中がこの状態との事。

現在、場所によっては「ひじき」を干す前に水洗いをする所もあるようだが、こちらは海のミネラルをそのまま乾燥させるので白っぽい部分も多いものになっているそうだ。

さらにはこの干しを経て蒸しを行い、さらに干す事で芯のない極上のひじきへとなるとの事。民宿に宿泊すれば時期によっては食べれるようなので、今度泊まってしまうかも? そんなこんなで勝浦ビッグひな祭りを含めた勝浦旅行記は以上となる。是非一度は勝浦ビッグひな祭りを見に行って欲しい。

【関連情報(その1)】
■イベント名:かつうらビッグひな祭り
■開催期間:2017年2月24日〜3月5日
■開催場所:千葉県勝浦市一帯
■勝浦市公式サイト:http://www.city.katsuura.lg.jp/forms/top/top.aspx
■勝浦市観光協会:http://www.katsuura-kankou.net/
■勝浦市商工会:http://www.katsuura.or.jp/
■勝浦市観光ポータルサイト:http://www.katsuura-sanpo.com/

【関連情報(その2)】
■店舗名:生そば そば処 藤屋
■住所:千葉県勝浦市墨名274
■電話:0470-73-0227
■営業時間:10:30~19:30
■定休日:水曜日
■座席数:テーブル34席/座敷16席
■タバコ:喫煙可
■食べログ:https://tabelog.com/chiba/A1207/A120701/12012653/

カッピーの印刷されたせんべい、甘くて美味しいのでお土産に是非!

この記事を書いた人

黒井 日夏
黒井日夏です。秋葉原は土日祝日のどこかで出現しています。最近はぶらりと遠征に出かけて写真レポートをアップしたりします。東京在住。