2015年5月10日の日曜日、神田祭が開催された。その2年に一度の様子をお伝えしていく。
外神田地区連合は1番目に宮入
朝9時。外神田地区連合の宮入が開始される。外神田地区連合は秋葉原駅から末広町駅付近までの12町会で構成されており、神田明神に一番近い地区だ。
朝8時半にはベルサール秋葉原前(旧日通本社ビル前)に全町会が集合する。今回の宮入は神臺會から始まり、神田末廣町会、外神田一丁目万世橋町会、外神田五丁目元佐久町会、外神田四丁目松富会、外神田三丁目金澤町会、神田旅籠町会、神田五軒町々会、外神田四丁目田代会、外神田五丁目栄町会、神田同朋町会、宮本町会の順で行われる。栄町会について今回は写真を撮影してきた。まずは、ドンキホーテ前にある田代町会で挨拶を行う。
今回は朝は少し寒いくらいの気温だったので神輿を担ぐと風が気持ちの良い。そのままベルサール秋葉原前まで進んでいく。中央通りを神輿が通るのは祭を知らない人にとっては非日常的な秋葉原に映るだろう。
ベルサール秋葉原前に到着すると続々と他の町会も集まってくる。こちらは同朋町会の神輿だ。同朋町会は妻恋坂の神田明神に近い地域だ。
ベルサール秋葉原前で時間まで待機し、9時から宮入が開始されるとともに神輿が動き出す。
このまま、明神下交差点を抜け神田明神へ向けて進んで行く。
途中、神田明神の鳥居の少し手前のあたりで神臺會が1番の宮入りを済ませ戻ってくる。
一旦鳥居の前で神輿を下ろし、宮入に備えて待機となる。
宮入
いざ宮入となるのだが、順番なので栄町会の前の田代町会が宮入する。
田代町会が宮入し参拝を終えると栄町会の番だ。鳥居から神輿が神社に向かって来る。
順番待ちがある為一度神輿を下ろす。
さあ、ここからが宮入だ。神輿が境内へ入っていく。ここから先は半纏がないと入れない神輿の一番の見せ場となる。
境内に入り神輿を奉納する。
秋葉原と神輿
古くからの祭りと現在の秋葉原の様子が融合するのが神田祭の魅力でもある。宮入りを終えた町会は地域の神酒所を巡りながら自分の町会へ戻っていく。今回、宮入を終えた後は秋葉原駅前の万世橋町会へ向かった。
中央通りに並ぶ神輿
昼からは中央通りに一斉に神輿が並んで練り歩く。観光で来たりいつも通り秋葉原に来て祭りに触れるのはこの時間の神輿だろう。
ドンキホーテの前あたりにいつもの秋葉原ではない風景が広がる。奥には外神田地区連合の偉い人が挨拶をしているのが見える。
各町会、まだかまだかと神輿を担ぐ準備をして待機。
神輿同士のすれ違い
神田祭の見所として忘れてはならないのが神輿のすれ違いだ。特に裏路地で町会の神輿がかち合うとお互いに威勢良く神輿を上げたりと迫力のある祭りの雰囲気が楽しめる。
祭りが終わる
外神田地区を巡り、町会の神酒所前まで戻ってきて終了となる。一番最後まで楽しむのが神田祭だ。
最後は自分の町会ということもあり、最後までみんなが楽しめるように粋な感じで終わる様子もまた祭りを見に来た方には見ていただきたい風景の一つだ。
以上が神田祭当日の様子となる。祭りに来れなかった人も是非2年後の神田祭の際には秋葉原に来て、祭りを楽しんでいってほしい。
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