こんにちは。新人ライター(17年目)のいずみんです!毎年のことですが、5月5日は『子どもの日』、3月3日は『女の子の日』ですね。では4月4日は……?そう、『男の娘の日』なのです!今回は昨年の記事「4月4日は男の娘の日 in アキハバラ リターンズ【変身編】」「4月4日は男の娘の日 in アキハバラ リターンズ【審査編】」、一昨年の記事「4月4日は男の娘の日 in アキハバラ」が好評だったので『男の娘の日』企画第3弾をお届けしたいと思います。今回は足立区のヤンキーに協力していただきました。今度はヤンキーだ!
秋葉原PLUS企画会議
だいたい全ては編集長の一言からはじまる。
酒「今年も『男の娘の日』企画の記事頼んます」
( ‘ω’)エッ…今年もですか……
酒「なんか二年やって定着してきた感じあるしさー。今年もがんばろうよ!」
はぁー・・・じゃあ、また大会でも開きますかー?
酒「いやー今年は新コロでさー!集会とか人集めるイベントは良くなさそうだしさー!少数精鋭、インパクトのある人で攻めようよ!足立区のヤンキーとかいいんじゃないかな!」
※この企画会議は2月中旬に行われました
という様なやり取りが末広町の「北谷食堂 末広町店」で行われまして、本誌記者(和)はまず、ヤンキーくんを探すことになりました。全部泡盛のせいだ!
現地協力者(エージェント)からの紹介
本誌記者(和)はかつて「千葉県の狂犬病」と呼ばれた男である。しかし所詮は江戸川を越えられなかった人間なので、東京のヤンキーくんにつてがない。そこで現地協力者からヤンキーくんを紹介してもらうことにした。
協力者の名前は「池袋の葛西くん」(仮名)。東京四天王の一人ではないが、元走り屋だった関係で東京のヤンキー界隈に詳しい男である。後輩である彼の協力を得て、今回の企画に協力してくれそうな人材を探すことにした。
葛西くん「足立区のヤンキーですか……ぴったりの人間がいます」
*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ…さすが後輩。頼りになります。
葛西くん「足立区のヤンキーで『九里虎(グリコ)』と呼ばれてる漢がいるので呼びましょう」
ちょっと待って!ゼットンとか九里虎(グリコ)とか、そういうケンカに強そうな人は探してないから!
葛西くん「大丈夫です。(和)先輩の為に、最高のヤンキーを調達してみせますよ!」
こうして、今回の企画参加者が決定しました。
参加者紹介!
今回の企画記事に協力してくれたのは、足立区のグリコくん(20)!
グリコくんは後輩の葛西くんから紹介してもらった足立区のヤンキーである。グリコと呼ばれているだけあって、ケンカも強そうです。グリコくんは12月に20歳になったばかりでお肌もツヤツヤ。これは女装させ甲斐がありそうです。
変身させるのはMilky(ミルキー)スタッフの皆さん!
今回も協力してくれたのは秋葉原Milky(ミルキー)の皆さん。
店長のHANAちゃん と!
メイクのゆかりん です!
オープン当初から秋葉原PLUSで紹介しているMilky(ミルキー)さん。様々なメディアで紹介され、今では全国どころか海外からもお客さんが来ているとのこと。
最近ではお客さんの要望もあり、お店ごと地方出張も行っているそうです。去年は名古屋、大阪、函館、長野、奄美大島、広島、博多に出張されました。
メイクだけでなく、地方出張のお仕事も募集中!
また4月4日はMilky(ミルキー)のお誕生日(オープン記念日)でもあり、今年はオープン4周年。(4周年の4月4日で)444ということで、死(4)をイメージしたあの世感満載の白塗りメイクとアンティーク風のスタジオを借りて撮影会を実施。
ただ、今回のイベントは既に申し込みは締め切っていますが、毎年この日にイベントをやっているので興味がある方はお問い合わせくださいとのことでした。
まずは恒例の衣装選び
さて、職人の朝は早い。女装はまず入念な衣装選びからはじまる。なりたい自分をイメージし、どれが自分に似合うのか素材を吟味するのである。生物学的に、男性と女性では骨格が違う。女装ではまず服のサイズが合うか、そして着用後に肩幅が強調されていないかが重要なポイントとなる。
地元の先輩からの依頼とはいえ、何故このようなことになってしまったのだと、つぶやきながら、衣装の山からお着替えのお洋服を探すグリコくん。
「これも着けましょう!」と、HANA店長から提案されて硬直するグリコくん。いい表情をしています。そして、選び終わった様子がこちら。
何故か早くも放心状態。
でも、ちゃんとブラは装着したみたいです。
そしてメイクがはじまる
鏡台の前に座り、ついに観念した感じのグリコくん。
ネット(ウィッグ・カツラを装着するためのもの)を被せてもらい。
化粧水をペタペタ。テープで顔面をリフトアップ。
続いて乳液……最低だ、俺って!
下地を準備。
つけまつげをつけて。
おめめをパッチリと強調していきます。
ちょっとまんざらでもなくなってきた模様。
ウィッグ(カツラ)をパイルダーオン。急に女子力がグーンと上がりました。
鏡の中の自分に驚くグリコくん。髪の毛を装着したら急にかわいくなりました! 髪型って大事!
爪もマニキュアでおしゃれにしていきます。
そして撮影タイム!
これから撮影がはじまるというのに、なんだかモジモジとしているグリコくん。しかし、ゆかりんは待ってましたとばかりにカメラを構えます。
「いいよー!いいよー!かわいいよー!」と、ゆかりんがパシャパシャ! 1時間前までヤンキーだったとは思えない女子力です。
ゆかりんから撮った写真を見せられるグリコくん。「これが……俺?」と、驚きの表情。
気持ちがほぐれたのか、だんだんと笑顔になってきました。この企画の参加者の皆さん全員そうなのですが、かわいいと言われるとだんだん女子っぽい表情になってくるので不思議です。
女の子はかわいいと褒められると、本当にかわいくなる生き物なのかもしれません。
撮影と共に心なしか女の子……いや、男の娘の表情になってきました。
ちょっとここで、本誌記者(和)のリクエストで「アヘ顔ダブルピース」をしてもらいました。しかし、グリコくんは「アヘ顔ダブルピース」が何か知らず、ニュアンスもなんとなくしか伝わらなかったので、なんとなくかわいらしいダブルピースになってしまいました。スタッフが撮影した写真は、その場でメディアに焼いて渡してくれます。
かわいい写真が撮れました!
そしてゆかりんが撮影した写真がこちら!
なんということでしょう。さっきまでいかついお兄さんだったのが、かわいらしいお姉さんに!撮影の終盤にはナチュラルにポーズを決めるようになり、かなり板についてきた感じです。
メイクオフ
そして撮影が終わると
グリコくんは元のお兄さんに戻っていきました。
グリコくん「いやーびっくりしました。途中、このまま女の子から元に戻れなくなってしまうんじゃないかと心配になりましたよ」
今回の企画で、秋葉原に来ればヤンキーでもかわいい女の子に変身できることがわかりました。新しい自分に興味がある方は、秋葉原に遊びに来てみてはいかがでしょうか?
【店舗情報】
■店名:コスプレ・女装サロンMilky
■所在地:東京都千代田区2丁目5 外神田2丁目5−3 白扇ビル2F
■オープン:2016年4月4日
■お店の概要:秋葉原で気軽に本格的な女装やコスプレ体験が楽しめる非日常的なサロンです。プロアーティストによるヘア&メイク、コスプレ衣装コーディネート、撮影スタジオでオリジナル写真の本格撮影など、誰もが変身できる異次元空間です。カップルやファミリーも大歓迎!自分の個性を思う存分に発揮してください!
■サイト:https://cosplay.tours/
この記事を書いた人
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和泉宗吾@いずみん
千葉県在住の週末都民。フリーライター兼、野生のプロデューサー。美味しいものを求め東奔西走。秋葉原プラスで記事執筆のほか、企画や催事等のお手伝いをさせていただいております。よろしくお願いいたします。
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