手探りで始まった「てんぷら三幸を懐かしむ会」（略して三幸会）も6回目を迎えた。今回は秋葉原の芳林公園近くに店舗を構えるQLQL cafe（クルクルカフェ）で2016年8月27日に開催されたのでその様子を見ていこう！

 

会場のQLQL cafe（クルクルカフェ）はオープン1周年！

三幸会の会場となったクルクルカフェは2015年の8月28日にオープンしたカフェで、ちょうど1周年とおめでたい場所での開催となった。店名となっているQLQL（クルクル）については後段で紹介する。

お父さんの料理に舌鼓！

今回は三幸のお父さんに腕を奮って頂き、数々の旬のメニューを味わうことができた。会話の中で分かったのは、お父さんは今でも料理の研究を辞めていないということだ。今回のオリジナルメニューにもその成果を垣間見ることができ、和洋中のメニューをお父さんの話と共に堪能する贅沢を得た。

スタートは懐かし三幸の箸袋から。
酢味噌和え、お刺身3種盛り、中華風和え物

厨房付近では暖められたスープが良い香りを漂わせていた。

お酒は日本酒、スパークリング（日本酒）、ビール、酎ハイなど。もちろんソフトドリンクもある。

最後には旬の松茸ごはんを味わう贅沢も。人数も多いので少量かと思いきや山盛りで頂いた。

こちらも季節の一品、魚の出汁が効いたナスの味噌汁。

三幸の昔話が弾む会場。

会場内には三幸さんの愛猫「きなこ」の先代のお姿も。代々長生きだそうで25年共にした猫も居たとのこと。愛情が長生きさせるのか、築地市場に通ったお父さんだからこその「上質なエサ」だからこそなのか・・・。最近ではきなこちゃんの重さが立派になったことから、お父さんもお母さんも乗られるとシンドいと言っていたのが印象的だ。

 

お魚を手にクルクル!?

今回の会場であるクルクル カフェは何がクルクルかというと、回転台を利用して「クルクル」と360度回りながら同期撮影できる設備があるカフェなのだ。そして机の上には立派な金目鯛が！ということは・・・

みんなお魚を持ってクルクル撮影。もちろん三幸のお父さんもクルクル。店内の設備で撮影された映像は設置されたモニターで確認できるようになっており、モニターに映し出された姿に笑い声が絶えなかった。

 

クルクルした金目鯛をお刺身に！

厨房で調理するためお父さんの仕事ぶりを拝見する機会は中々無いが、今回三枚おろしにして刺身にし、残ったアラを味噌汁用に準備するところまで実演いただいたので紹介する。gifアニメーションにしたので対応した環境で見てほしい。魚をさばいている途中で包丁が変わっているところも注目ポイントだ。包丁を入れてから刺身になるまで3分ちょっとの早業が感動を呼んでいた（しかも随時休息を入れている！）。

三幸会の今後

いままで「三幸のお父さんとお母さんに楽しんでもらう」「お父さんとお母さんとの会話を楽しむ」などを目的として三幸を懐かしむ会が開かれてきた（お父さんお母さんの調子と相談だったり、調理場を確保するのも大変なのだ）。試行錯誤であったため秋葉原PLUS経由での案内となっていたが、今回事務局から直接案内を出せるようにすべく登録募集が行われた。これで常連さんにも更に門戸が広く開かれる一歩になることだろう。気になった方は三幸会のTwitterアカウント（@sankokai_akiba）等に是非連絡してみて欲しい。
最後に一周年を迎えたクルクルカフェさんのお祝いが行なわれた。末永く憩いの場を提供してもらえることを願うばかりだ。

【詳細情報】
■イベント名：クルクルカフェ1周年記念・三幸会（第6回）
■開催日時：2016年8月27日（土）15：00〜19：00
■会場：クルクルカフェ（http://qlqlcafe.com/）
■会場住所：東京都千代田区外神田3-7-2
■Twitter：@sankokai_akiba
■Facebook：https://www.facebook.com/sankokai.akiba